江下雅之 ESHITA, Masayuki |
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1959年、横浜生まれ。専門はメディア社会論、情報社会論、社会ネットワーク論など。好きなスポーツはローラースケート、趣味はツーリング、ライフワークは昭和40年の新書判コミックスの収集である。 twitter massa27 |
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■ 2008年09月 アーカイブ |
今日の二本立ては「9 to 5」LD版と「クローサー」DVD版。よくまあ、こんなバカ映画を組み合わせたものである(笑)。
9 ot 5はジェーン・フォンダ主演で、実質的なプロデュースもフォンダだとのこと。ずーっと勘違いしていたのだけど、シーナ・イーストンの「9 to 5」がこの映画の主題歌だと思っていた。オープニングでドリー・パートンの歌声が出てきたびっくりしたよ。てっきり出演だけだと思っていたので。
映画自体は、あまりにもありきたりなコメディのまんま。ストーリーにもキャラクターにも、とくに目新しい要素なし。ジェーン・フォンダのカマトトぶった演技がそれなりにおもしろくもあったが、途中からやっぱりフェミ的になってしまうあたり、なりきってなかったな、という感じ。
でも、クローサーのバカ映画ぶりに比べれば、9 to 5はまだマシかも。いや、久々にひどい映画を見せてもらいました(笑)。この映画、よーするに優柔不断軟弱男の二股破綻総振られストーリーってことだな。場面がめまぐるしく切り替わるし、フラッシュバックもおなじ要領で織り込まれているので、展開を理解するのに苦労した。くっついたり離れたりっていうのが基本線だけど、うじうじしていて苛立つだけ(笑)。なーんもカタルシスがないっすな。
まあ、オレはナタリー・ポートマンもジュリア・ロバーツも好きなので、最後まで見る気になったけど、この2女優が好みでなければ、途中でストップしちゃったろうね。
レクター博士3部作の最後(だけど筋書き的には最初)のエピソード、「レッド・ドラゴン」、んー、ずいぶん陳腐な結末だと思ったら、そこから先があったのね。ラストはかなりスリリングだった。
3作すべてを観ると、それぞれに特徴があっておもしろい。作品的には「羊たちの沈黙」がピカイチだが、これはジョディ・フォスターの熱演によるところが大か。気持ち悪さでは二作目の「ハンニバル」で、まあ、リドリー・スコットのえぐさを見せつけられた感じ。
その点、「レッド・ドラゴン」は平凡な作品かもしれない。アンソニー・ホプキンスによるレクター博士像が完全につくられたあとなので、ハマった人には十分に楽しめるのだが、ドラゴンくん、このシリーズの変態キャラのなかでは、ちょっとパンチ力が弱かったな。FBI捜査官のウィルも、まあ、月並みな感じだし。こうしたムード、まるでSWのエピ6そっくりである。
ブラッドベリー原作、トリュフォー監督のSF映画、とてもとても有名な作品だが、見る機会がなかった。寝る前にようやく見たのだが、ロケ現場や消防車の安っぽさがえらく不気味な感じがした。いろいろと思うことはあるんだけど、でも、いちばん印象に残ったのが、その安っぽさなんだよな。トリュフォーが狙ったのかね。
カメラワークが素晴らしい。安っぽい場面に抜群のカメラワークのちぐはぐさが、CG以前のSF映画の粋を見せつけられたようにすら思えるのだ(笑)。
この映画を観て実感したこと。トリュフォー監督のもと、おなじカメラ担当とでJ.G.バラードの「時間都市」を映画化してほしかったものよ。近未来で不条理的禁令のストーリーというと、オレとしては「時間都市」に尽きてしまうのだ。ストーリー的にはこちらの方がいっそうシュールだと思うのだけどね。
ロジェ・ヴァディウム監督、ジェーン・フォンダ主演という組合せは「獲物の分け前」とおなじ。が、この「バーバレラ」、ヴァディムがジェーン・フォンダをひたすら脱がせるために制作した映画としか思えない(笑)。いきなり素っ裸になる場面でオープニングのテロップが流れる。その後も敵につかまるたびに着衣がボロボロ。まあ、ヴァディムの悪趣味映画ってことなんでしょう。
今秋から秋学期が始まり、ランチの日々も再開である。火曜が祝日だったので、初出勤は水曜に。今日も新規に開拓した。小学館ビル地下一階の店「七條」である。
注文したのはAランチ、最初はメンチカツだったようだが、オレが店に入った時点ではロースカツに切り替わっていた。お値段は七條が800円、カップスープが付いて、あとはオカズとライス。味的にはOK、十分にコストパフォーマンスは良かったんじゃないかな。店に入ったのは13時ちょい前だったが、満席ではなかったものの、人の入れ替わりは多かった。
ただ、ミックスフライの方が良かったかも、という後悔が少々。こちらは1300円だが、エビ、帆立にカニクリームコロッケが付く。何人か食していたけど、すげー旨そうだった。店に人に「Aランチはロースカツに替わりました」と言われたとき、脊髄反射的に「じゃあそれ」と答えてしまったのだよ(涙)。
今日も小学館ビル地下一階の店に行った。「ビストロシーズン」という洋食屋さんである。日替わりランチを注文、ハンバーグ&生姜焼きである。
お値段は880円だった。カップスープが付いて、あとはオカズとライス。ここも十分にコストパフォーマンスは良かったんじゃないかな。
1957年製作のこの映画、観たのは40年ぶりぐらいだな、たぶん。そのときはテレビで、今回はDVDで。考えてみると、小学生・中学生のころは日曜・水曜にテレビで映画を観ることが多かったので、父親世代の洋画はずいぶんと見たはず。そんななかでも、この映画はけっこう夢中になって観た記憶がある。
このところつくづくと思うのだけど、60年代ぐらいまでの映画って、ドラマづくりが本当に丁寧だよな。それとも、オッサン年齢になり、むかしのオッサン映画を楽しめるようになっただけか(笑)。
白山通り沿いにあるイタ飯屋。雰囲気はいいし、料理もしゃれているんだけど、値段的にR30の女性向きという感じ。ランチタイムはパスタのみだと800円、パスタに魚または肉の料理を付けたBランチが1300円。量的にはBでないと物足りないと思う。
http://r.tabelog.com/tokyo/rstdtl/13050525/
Bランチの魚や肉は日替わりらしく、今日の肉はスペアリブの白ワイン煮込みであった。んー、ちょっと味が濃厚で重かったかな。でも、しっかりと煮込んであって、30歳前後の人ならいいんじゃないかと思う。サラダは皿の上にレタスを中心としたシンプルな盛り合わせで、オリーブオイル&ビネガーだけのドレッシングはオレ的には○。パンは自家製らしいのだけど、あまり自家製らしさ(?)は感じなかった。
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