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この日記について

この日記は、他のリソースから転載したものが大半です。
2005年3月以降の日記は、mixiに掲載した日記を転載した内容が中心です。一部は実験的に作成したblogに書いた内容を移植させています。
2001年の内容の一部は、勤務先のweb日記に記載したものです。
1996年〜2000年の内容の多くは、旧サイトに掲載したphoto日記を転載したものです。
1992年6月〜99年9月の日記の大部分は、パソコン通信NIFTY-Serveの「外国語フォーラム・フランス語会議室」に書き散らしていたものを再編集したものです。ただし、タイトルは若干変更したものがありますし、オリジナルの文面から個人名を削除するなど、webサイトへの収録にあたって最低限の編集を加えてあります。当時の電子会議室では、備忘録的に書いた事柄もあれば、質問に対する回答もあります。「問いかけ」のような語りになっている部分は、その時点での電子会議室利用者向けの「会話」であるとお考えください。

1992年10月12日

 パリではおこもさんも結構「主張」しますね。割合とパターンが決まっていて、いつかその代表例をアップしようと思っているのですが、何しろメモでも取ろうものなら取材費を請求されてしまいますので、30代の記憶力ではチト厳しい。
 でもだいたいこんな感じが多いようです。
 Medames et Messeieurs, excusez-moi de vous deranger. Je vis seule avec*** enfant(s) sans travail, sans ressourses. ....
 この続きはまだ覚えていないのですが、たいていはホテルに泊ったり、レストランで食事をする金を下さい。小銭で結構です、という感じのようです。
 おこもさんのタイプはいくつかに分かれるようです。
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(1)主張型
 これはひたすらお金ちょうだいのタイプと演説をぶってカンパを求めるタイプに分かれる。ひとしきりの主張をした後は、手の中の見せ金をジャラジャラならしながら車両の中を縦断する。一駅一車両を渡り歩く。見た感じ、せいぜい1車両で数フランの稼ぎ。
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(2)おわらい型
 ドアの近くで突然ラジカセを鳴らし、それをBGMにしてヨタ話を始める。間に詩を交えたりして、結構受ける事も多い。稼ぎはどれだけ笑をとるかに拠るが、こういうタイプはかなり熟練しており、多いときは一度に数10フラン稼ぐときもある。あるとき私の前で爆笑していた人は、彼にありったけの小銭(20フランほど)を渡していた。
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(3)だまって手を差し出す型だまって手を差し出しているだけ。中には地面に「主張」を書いていたり、犬をそばに従えている例もある。さすがに稼ぎは悪そうで、ちょうと覗くと20サンチーム硬貨が十数枚あるだけである。
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 あと、おこもさんではありませんが、音楽で稼ぐ若者達も取締にメゲず頑張っています。先日はRERの中で4人編成でジャズを聞かせてくれた連中がおり、その時は私も5フラン提供しました。一般的傾向として、ロック系よりジャズ・フュージョン系、ギターよりもバイオリン、弦楽器よりも管楽器の方が稼ぎは良さそうです。


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