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この日記について

この日記は、他のリソースから転載したものが大半です。
2005年3月以降の日記は、mixiに掲載した日記を転載した内容が中心です。一部は実験的に作成したblogに書いた内容を移植させています。
2001年の内容の一部は、勤務先のweb日記に記載したものです。
1996年〜2000年の内容の多くは、旧サイトに掲載したphoto日記を転載したものです。
1992年6月〜99年9月の日記の大部分は、パソコン通信NIFTY-Serveの「外国語フォーラム・フランス語会議室」に書き散らしていたものを再編集したものです。ただし、タイトルは若干変更したものがありますし、オリジナルの文面から個人名を削除するなど、webサイトへの収録にあたって最低限の編集を加えてあります。当時の電子会議室では、備忘録的に書いた事柄もあれば、質問に対する回答もあります。「問いかけ」のような語りになっている部分は、その時点での電子会議室利用者向けの「会話」であるとお考えください。

1992年11月10日

1 イラン人の要人来たる?


 昨夕はようやく来仏したカミさんを迎えにロワシー空港まで行って来ました。時間は6時頃。ほぼ到着時間に着いたので、即、ゲートで待とうとしたのですが、何やら多数のイラン人がひしめいている様子(イラン人であることは、頭にかぶる白い帽子のようなもので想像した)。10分位して車椅子に乗る老人が空港の係員の先導で現われると、一斉に取り囲み、恭しく囲む人、満面に喜びを浮かべる人、様々でしたが、とにかくたいへんな尊敬を集めているらしき人がやって来た雰囲気でした。何とか姿を垣間見たら、ちょうどホメイニ師みたいな感じの老人でしたから、何か宗教上の指導者だったのでしょうね。



2 恋人しか目に入らない?


 イラン人が去った後、私はかぶりつきの位置で待っていました。すると、突然左からカメラのフラッシュ。右の方を見ると、フランス人が一人「青**子」と書いた札を持っていました。どうやら日本人の女性を迎えに来たらしい。写真を撮っていた人(彼もフランス人)は、その女性が札を見つけて彼に近づくところを写真に撮ろうと待ち構えている様子。
 約20分後、一人の日本人女性が現われました。左右を一瞥するや、足早にそのカメラを構えた人に歩み寄り熱き抱擁。何だ、彼女はこいつの恋人だったのか、と一同(=私も含めた出迎えの人々)納得。ところがわざわざ札まで持って待っていたもう一人は完全に立場を失ってしまい、「おいおい、おれはこれ持ってずっと待っていたんだよ!」と呟きながら、所在なげにふらついていました。これには一同爆笑。その笑で彼女もようやくもう一人の存在に気がつき、その場をとり繕うかのように、札を持った彼と写真を一枚撮っておりました。


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