この月のエントリー
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30

過去の日記一覧

月別アーカイブス



この日記について

この日記は、他のリソースから転載したものが大半です。
2005年3月以降の日記は、mixiに掲載した日記を転載した内容が中心です。一部は実験的に作成したblogに書いた内容を移植させています。
2001年の内容の一部は、勤務先のweb日記に記載したものです。
1996年〜2000年の内容の多くは、旧サイトに掲載したphoto日記を転載したものです。
1992年6月〜99年9月の日記の大部分は、パソコン通信NIFTY-Serveの「外国語フォーラム・フランス語会議室」に書き散らしていたものを再編集したものです。ただし、タイトルは若干変更したものがありますし、オリジナルの文面から個人名を削除するなど、webサイトへの収録にあたって最低限の編集を加えてあります。当時の電子会議室では、備忘録的に書いた事柄もあれば、質問に対する回答もあります。「問いかけ」のような語りになっている部分は、その時点での電子会議室利用者向けの「会話」であるとお考えください。

1992年11月13日

 秋学期のコミュニケーションの授業では、「文書の書き方」がテーマになっています。今日の授業ではビジネス文書についての書き方が課題に挙がっておりましたゆえ、成果をいくつか報告致します。

1 QQOQC et PC

 これは英語の5W1Hと同じ。TPOを踏まえねばならないのはどの言語でも当然。文書を整理して書くときの基本です。5W1Hのフランス語式表現は、

 Q:Qui suis-je? a qui?
 Q:Quoi? Je veux dire quoi?
 O:Ou?
 Q:Quand? Ca se passe quand?
 Q:Comment?
 PC:Pourqoui j'ai ecrit? Pour faire quoi? et Combien?。

2 F.O.R

 これは文書を書く時明確にすべき態度、立場を表すキーワードです。
 F:les faitsなのか?
 O:les opinionsなのか?
 R:les recommandationsなのか?。

3.e.S.P.R.I.t

 日本語の「起承転結」に相当すると思われる心得です。一まとまりの文書を構成するときの順序とでも言うべきものです。

 e:entree en matiere 気のきいたタイトルを
 S:Situation (poser la situation)
 P:Probleme (une foie poser la situation, poser le probleme)
 R:Resolution de principe (on ira detailler.) 手短に
 I:Informations completes. それなりに長く
 t:terminaison (conclusion)

 最初のeと最後のtはとってつけたようなものだそうです。

4.その他


 一つの文章の語数は標準的教育レベルの人を対象とするなら15から20くらいが限度、相当教育レベルの高い人でも25が限度だそうです。それ以上は長すぎるので、ポワンで切るようにすべきだとのことです。
「;」や「:」の原則も習いましたので、それはまたいずれ。


Copyright (C) Masayuki ESHITA
サイト内検索

カテゴリー(archives)

最近のエントリー(RSS)