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この日記について

この日記は、他のリソースから転載したものが大半です。
2005年3月以降の日記は、mixiに掲載した日記を転載した内容が中心です。一部は実験的に作成したblogに書いた内容を移植させています。
2001年の内容の一部は、勤務先のweb日記に記載したものです。
1996年〜2000年の内容の多くは、旧サイトに掲載したphoto日記を転載したものです。
1992年6月〜99年9月の日記の大部分は、パソコン通信NIFTY-Serveの「外国語フォーラム・フランス語会議室」に書き散らしていたものを再編集したものです。ただし、タイトルは若干変更したものがありますし、オリジナルの文面から個人名を削除するなど、webサイトへの収録にあたって最低限の編集を加えてあります。当時の電子会議室では、備忘録的に書いた事柄もあれば、質問に対する回答もあります。「問いかけ」のような語りになっている部分は、その時点での電子会議室利用者向けの「会話」であるとお考えください。

1992年12月08日

 以前、欧米人はゲップには神経質だが「屁」には結構無神経であると聞いたことがあったものの、私はずっと懐疑的であった。しかし、最近になって周囲に観察が行き届くようになると、結構そこらぢゅうで屁をひっている光景を目撃することが多くなったのも事実である。何もパリジャン、パリジェンヌがいたるところでコきまくっているわけではないが、駅で椅子に腰掛けていたマダムがふっと腰をずらしたかと思うと、周囲の騒音の中にもかすかに「ぷっ」というあのphonetiqueを認識することができるのである。
 車内でもそしらぬ顔で「ぷっ」という光景はたまにある。さすがに鼻先でかまされた経験はないが、横で立っていた男の腰から下の方から、何やら聞き覚えのある破裂音が発せられるのを確認した経験が何度かある。そんなときは、かえってこちらの方が目をあわせるのが恥しくなってしまうのがおかしい。連絡通路での歩きっ屁という光景もままある。
 何にせよ、私にとって住みやすい所である事実に変わりない。


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