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この日記について

この日記は、他のリソースから転載したものが大半です。
2005年3月以降の日記は、mixiに掲載した日記を転載した内容が中心です。一部は実験的に作成したblogに書いた内容を移植させています。
2001年の内容の一部は、勤務先のweb日記に記載したものです。
1996年〜2000年の内容の多くは、旧サイトに掲載したphoto日記を転載したものです。
1992年6月〜99年9月の日記の大部分は、パソコン通信NIFTY-Serveの「外国語フォーラム・フランス語会議室」に書き散らしていたものを再編集したものです。ただし、タイトルは若干変更したものがありますし、オリジナルの文面から個人名を削除するなど、webサイトへの収録にあたって最低限の編集を加えてあります。当時の電子会議室では、備忘録的に書いた事柄もあれば、質問に対する回答もあります。「問いかけ」のような語りになっている部分は、その時点での電子会議室利用者向けの「会話」であるとお考えください。

1993年01月10日

 昨日のクスクスパーティでたまたまヌーベルキュイジーヌの話題が出てきました。アルジェリア人ズビダの経験です。
 ある日彼女がとあるレストランに夕食を招かれたところ、本菜で出てきたのは皿の真ん中に玉葱がポツン。その周囲に小さな肉片がいくつかあって、それらに3色のきれいな色のソースがかかっていたそうです。
 彼女、思わず「何これ?!」と尋ねてしまったとか。なにしろ彼女は常日頃多皿に山盛りの料理を皆でつっ突き合いながら食するという、アラブ風の食生活に慣れ親しんでいるのです。応えはむろん、「玉葱です」というのはご愛嬌。せっかくのディナーの後、彼女はサンドウィッチ屋に飛び込んだとか。
 それを聞いていた一同、「どうしてデギュスタシオンを注文せんかった?」。ズズ曰く、「メニューが少なかったから、デギュスタシオンに仕様がなかったのよ」。始めてのヌーベルキュイジーヌの感想は、「奇麗でおいしかったけど、私には哀しい料理だった」とのことでありました。


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