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この日記について

この日記は、他のリソースから転載したものが大半です。
2005年3月以降の日記は、mixiに掲載した日記を転載した内容が中心です。一部は実験的に作成したblogに書いた内容を移植させています。
2001年の内容の一部は、勤務先のweb日記に記載したものです。
1996年〜2000年の内容の多くは、旧サイトに掲載したphoto日記を転載したものです。
1992年6月〜99年9月の日記の大部分は、パソコン通信NIFTY-Serveの「外国語フォーラム・フランス語会議室」に書き散らしていたものを再編集したものです。ただし、タイトルは若干変更したものがありますし、オリジナルの文面から個人名を削除するなど、webサイトへの収録にあたって最低限の編集を加えてあります。当時の電子会議室では、備忘録的に書いた事柄もあれば、質問に対する回答もあります。「問いかけ」のような語りになっている部分は、その時点での電子会議室利用者向けの「会話」であるとお考えください。

1993年06月04日

 英語の「good」でも同じですが、「bon 」は「十分な」というニュアンスが強いですね。実際、翻訳でも「良い」とするより「十分な」と訳す方が適切なケースが多いと思います。「j'ai des bonnes raisons...」なんてのも「そうするに十分な理由が....」だし、ワインを注いで貰うとき、「これで十分!」と言う場合も「C'est bon!」です。だから、「bon pianiste」と表現されていたら、「十分観賞に耐えうる」「十分演奏家として通用する」というニュアンスと考えれば良いと思います。
 反対に「良い」という意味を強調するならば、「excellent」や「meilleur」を用いた方が適切でしょう。口語だと単に「C'est genial!」です。
「bon...」は結構便利な表現ですね。「数学が得意だ」なんて場合も、単に「bon mathematician」で通じますし。「-iste」や「-ian」は職業とともに、「....する人」を意味するケースが多いということでしょう。当然、自分の専門を表現する際にも使えます。

(例)「あなたのご専門は?」
「昔は数学でしたが、今ではコンピュータサイエンスです」
 - Quelle est votre formation?
 - J'etais Mathematician et maintenant je suis informatician.
 あっと、ポリーニについてはaucune ideeでございました。


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