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この日記について

この日記は、他のリソースから転載したものが大半です。
2005年3月以降の日記は、mixiに掲載した日記を転載した内容が中心です。一部は実験的に作成したblogに書いた内容を移植させています。
2001年の内容の一部は、勤務先のweb日記に記載したものです。
1996年〜2000年の内容の多くは、旧サイトに掲載したphoto日記を転載したものです。
1992年6月〜99年9月の日記の大部分は、パソコン通信NIFTY-Serveの「外国語フォーラム・フランス語会議室」に書き散らしていたものを再編集したものです。ただし、タイトルは若干変更したものがありますし、オリジナルの文面から個人名を削除するなど、webサイトへの収録にあたって最低限の編集を加えてあります。当時の電子会議室では、備忘録的に書いた事柄もあれば、質問に対する回答もあります。「問いかけ」のような語りになっている部分は、その時点での電子会議室利用者向けの「会話」であるとお考えください。

1993年07月13日

 道路をはさんでウチの向かいにあるレストランが、これまたガイドブックにでも出てきそうな感じの良いところなのですね。そもそもの入り初めは、私の両親とその友人達がパリに来たとき、ちゃんとした?レストランで食事したいというのがきっかけでした。何しろ敵は英語もフランス語もダメですから、注文から何からこっちがやらにゃならない。とてもぢゃないけど星付きレストランはおろか、遠いところもパスしたい。では手近なところでここなら値段も手頃、店の作りもパリらしいってんで入ったのでした。
 店内は50才くらいのオジさん、マダムがきびきびと切り盛りしておりまして、それはそれは愛想が良かったのでした。7人で入り、3人がアントレでテリーヌを頼んだのですが、愛想の良いオジさん、テリーヌは自家製で自慢の一品だから、皆さんで味わって下さいと言って、大きな容器ごとくれたのでした。これ、自慢するだけあって絶品。また、デザートでもチーズなどをオマケに付けてくれました。ウチの親達は、「フランス人ってぇのは、こんな感じがいいもんなのか?」と驚くやら喜ぶやら。
 その3週間後に再びアメリカから帰国のついでに立ち寄った後輩と行ったのですが、オジさんマダムともに顔を覚えていてくれたのでした。今度もテリーヌやらつまみやらをおまけに付けてくれたし、ワインを注文する時も「あまり詳しくないんだけど....」といふと、「ワタシがいいのを選んだげるから、任せなさいよ!」てな具合です。
 概してオペラ座やシャンゼリゼ界隈は「お高い」という評判で、カルチエラタンは感じの良い店が多いということですが、ある程度当たっている気がします。無論、いくらでも例外はあるでせうが。


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