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この日記について

この日記は、他のリソースから転載したものが大半です。
2005年3月以降の日記は、mixiに掲載した日記を転載した内容が中心です。一部は実験的に作成したblogに書いた内容を移植させています。
2001年の内容の一部は、勤務先のweb日記に記載したものです。
1996年〜2000年の内容の多くは、旧サイトに掲載したphoto日記を転載したものです。
1992年6月〜99年9月の日記の大部分は、パソコン通信NIFTY-Serveの「外国語フォーラム・フランス語会議室」に書き散らしていたものを再編集したものです。ただし、タイトルは若干変更したものがありますし、オリジナルの文面から個人名を削除するなど、webサイトへの収録にあたって最低限の編集を加えてあります。当時の電子会議室では、備忘録的に書いた事柄もあれば、質問に対する回答もあります。「問いかけ」のような語りになっている部分は、その時点での電子会議室利用者向けの「会話」であるとお考えください。

1993年07月17日

 ものわかり、と言えば、よくものの本にヨーロッパやイスラム圏の国では宗教について質問されることが多い、そのような場合、嘘でも仏教とか儒教とか応えた方が良い、などと書いてあります。
 確かに、ごく表面的な方便としては正しいかもしれない。何か宗教を持っているというのは、人によっては人間として当然のことかもしれませんから。ただ、私メは素直に「*教」と応えるのがシャクなので、必ず「そういう質問をすること自体、日本を全く知らない証拠だ!」と切り返すようにしたのです。必ず説明を求められるわけですけれど、その際は「神の存在を信じるのと宗教は別問題だ」と言って、「神道の現人神とされていた天皇が昔は出家して仏教の坊さんになった」例を示すわけです。
 フランス人というのはもともとが会話の好きな人が多いので、素直に*教と応えるよりもこういうヒネた切り返しの方が面白いと思うようです。これで必ずひとしきりの話題となりますから。


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