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この日記について

この日記は、他のリソースから転載したものが大半です。
2005年3月以降の日記は、mixiに掲載した日記を転載した内容が中心です。一部は実験的に作成したblogに書いた内容を移植させています。
2001年の内容の一部は、勤務先のweb日記に記載したものです。
1996年〜2000年の内容の多くは、旧サイトに掲載したphoto日記を転載したものです。
1992年6月〜99年9月の日記の大部分は、パソコン通信NIFTY-Serveの「外国語フォーラム・フランス語会議室」に書き散らしていたものを再編集したものです。ただし、タイトルは若干変更したものがありますし、オリジナルの文面から個人名を削除するなど、webサイトへの収録にあたって最低限の編集を加えてあります。当時の電子会議室では、備忘録的に書いた事柄もあれば、質問に対する回答もあります。「問いかけ」のような語りになっている部分は、その時点での電子会議室利用者向けの「会話」であるとお考えください。

1993年07月21日

 私がアテネに通っていたころ、中級まで習っていたルールム先生という方は丁寧にnomにMonsieur/Madame/Mademoiselle を付けて呼んでおりました。ところが、上級になってから習ったペレ氏は専らPrenomで、たまにCitoyen なんて言い方もしておりましたね。生徒が自分を呼ぶときもMonsieur PERRET ではなくて、Jean-BatisteまたはCitoyen Jean-Batisteと呼ばせていました。
 学校でも教師が生徒の名前を覚えた後は、たいていPrenomで呼ぶようです。反対に生徒が教師を呼ぶときは結構ケースバイケースで、授業時間以外で例えばかなりくつろいだ状態だとPrenomです。一応vousvoyer ですが。そして普段生徒同士の会話で教師の名前を出す時などは、面識のある教師だとPrenomで引用し、本で知っている程度だとnom で引合に出す。名前を覚えるという行動パターンにしても、面識が有って覚える場合はPrenomを覚えるというデフォルトがあるのかもしれないなどと思いました。
 日本の特に男社会だとPrenomを使う機会は非常に少ないですね。


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