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この日記について

この日記は、他のリソースから転載したものが大半です。
2005年3月以降の日記は、mixiに掲載した日記を転載した内容が中心です。一部は実験的に作成したblogに書いた内容を移植させています。
2001年の内容の一部は、勤務先のweb日記に記載したものです。
1996年〜2000年の内容の多くは、旧サイトに掲載したphoto日記を転載したものです。
1992年6月〜99年9月の日記の大部分は、パソコン通信NIFTY-Serveの「外国語フォーラム・フランス語会議室」に書き散らしていたものを再編集したものです。ただし、タイトルは若干変更したものがありますし、オリジナルの文面から個人名を削除するなど、webサイトへの収録にあたって最低限の編集を加えてあります。当時の電子会議室では、備忘録的に書いた事柄もあれば、質問に対する回答もあります。「問いかけ」のような語りになっている部分は、その時点での電子会議室利用者向けの「会話」であるとお考えください。

1993年08月23日

 ベルンに着いたのは金曜である。午後6時頃駅に到着し、駅近辺で両替と帰りの切符を予約しただけで、すぐにバスで由利さん宅に向かった。
 この日はピルミンの手料理をふるまってもらった。由利さんの命令でわざわざ会社を半日休み、午後いっぱいかけて用意したそうである。尤も、後で聞いたら仕事が忙しくて半日は休めなかったので、朝5時半に起きて早朝出社したそうである。姉曰く、「おとなしい旦那ね」。どういう意味ぢゃ?
 メロンに生ハムを乗せたオードブルの後に、メインディッシュが2種類出た。一つは豚のブロック肉を茸やプラムと一緒にあぶり、パイ包で焼いたものである。ガーリックやクリームソースも混ざって、これは絶品であった。あまり詳しく書くと腹が減ってしまうので、後は内緒。もう一つはジャガイモをスライスにして、クリームソースで煮込んだものである。これも旨かった。
 どうやってこの料理を覚えたのかという問に、ピルミンはあっさりと「本に書いてあった通りにやった」と応えた。週に一度は料理をするそうであるが、そこは男の手料理、後片付けは全て由利さんの仕事だそうだ。
 ある程度凝った料理はこれ一度だけで、翌日の夕食はハムやソーセージにパンという、ベルンではごく普通の夕食を取った。この日、ピルミンは学校の同窓会でバーベキュをするとかで、車にワインを1ケース乗せて出かけて行った。日頃由利さんから「酔っ払い運転して夜中に帰る位なら、腰をすえて午前さまで帰るように」と指示されているという。翌日聞いたら、帰宅は午前6時だったそうだ。


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