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この日記について
この日記は、他のリソースから転載したものが大半です。 2005年3月以降の日記は、mixiに掲載した日記を転載した内容が中心です。一部は実験的に作成したblogに書いた内容を移植させています。 2001年の内容の一部は、勤務先のweb日記に記載したものです。 1996年〜2000年の内容の多くは、旧サイトに掲載したphoto日記を転載したものです。 1992年6月〜99年9月の日記の大部分は、パソコン通信NIFTY-Serveの「外国語フォーラム・フランス語会議室」に書き散らしていたものを再編集したものです。ただし、タイトルは若干変更したものがありますし、オリジナルの文面から個人名を削除するなど、webサイトへの収録にあたって最低限の編集を加えてあります。当時の電子会議室では、備忘録的に書いた事柄もあれば、質問に対する回答もあります。「問いかけ」のような語りになっている部分は、その時点での電子会議室利用者向けの「会話」であるとお考えください。 |
由利さん一家は5月に3週間ほど東京に滞在していたので、姉夫婦とはわずか3ヶ月ぶりの対面であった。その間、由利さん自身はずっと姉夫婦宅と3大阪の実家に滞在し、ピルミンと二人の子供は石垣島を旅行していたそうだ。ピルミンはスイス育ちながらスキューバ・ダイビングが趣味で、これが3度目となった日本旅行では、是が非でも石垣島に行きたかったのだそうだ。
ベルン滞在初日には、突然ジュリアナの話題で盛り上がった。姉夫婦は田町に住んでいるため、ジュリアナはほぼ地元である。ボディコンねえちゃんが終電に乗り込むため、階段を大股で駆け上がること、そしてそれを目当てにするオトコ達が蕎麦屋にたむろすること、さらにそれを客寄せにする蕎麦屋のアンちゃんが、「そろそろ始まるよ」と触れてまわることなどを、いかにも地元の情報という感じで披露してくれた。
ジュリアナという名前だけは、先日取材協力の余録で送ってきたSPA!で知っていたが、細かい話は知る由もない。ほんの3ヶ月前東京に滞在していた由利さんも、ジュリアナのことまでは知らなかった。
姉夫婦から話を聞いた時、由利さんと私は殆ど同時に「女の子達は唯で見せちゃうわけ?!」と叫んでしまった。「恥ずかしくないのかしら?」という反応を示したのは私のカミさんだけで、ピルミンは東京なら何があっても不思議ではないという反応だった。
演劇をやっていた人間は、自分の姿を見せることに対して、非常にプロ意識が強い。由利さん自身が、いざとなったらストリップだってやる、ただしタダではやらないし、やるからには客を納得させる芸を披露する、という持論の持ち主である。たいした芸もないのに集まる客、さらにタダで店の客寄せに利用される女の子たちが情けないのだそうだ。
とにかく、今度日本に行くときは是非ともジュリアナを見てみたいとのことだった。尤も、その時まで続いているかどうかは、はなはだ疑問の残るところではある。
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