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この日記について

この日記は、他のリソースから転載したものが大半です。
2005年3月以降の日記は、mixiに掲載した日記を転載した内容が中心です。一部は実験的に作成したblogに書いた内容を移植させています。
2001年の内容の一部は、勤務先のweb日記に記載したものです。
1996年〜2000年の内容の多くは、旧サイトに掲載したphoto日記を転載したものです。
1992年6月〜99年9月の日記の大部分は、パソコン通信NIFTY-Serveの「外国語フォーラム・フランス語会議室」に書き散らしていたものを再編集したものです。ただし、タイトルは若干変更したものがありますし、オリジナルの文面から個人名を削除するなど、webサイトへの収録にあたって最低限の編集を加えてあります。当時の電子会議室では、備忘録的に書いた事柄もあれば、質問に対する回答もあります。「問いかけ」のような語りになっている部分は、その時点での電子会議室利用者向けの「会話」であるとお考えください。

1993年08月16日

 この2つのニュアンスの差ですが、私の単刀直入且つ不十分経験準拠一方的独断ですと、

 pas encore:経験間近/予定バージン
 jamais plus:大分以前経験済み(セカンドバージン)
 jamais:永遠の処女と言う感じなのです(しかし、なんちゅう例....)。

 つまり、pas encore を使うと、「今までは一度もなかったけど、近々(機会があれば)...したい」というニュアンスに取れてしまう。だから、Depuisの文章で 「ne visite pas encore ...」となると、何となく既に具体的visiterの予定があるといふ感じに聞こえるのです。
 そんなわけで、「いやぁ、あの時行ったきりで、その後とんとご無沙汰ですわ(当面予定もないし)」という完結した状況の描写には、jamaisの方がピタリとくるのです。これ、無論私の主観。
 では、単に jamais とするとどうか? これだと、非常にネガティブな印象が強い。例えば visiter の場所が禁断の地とかだったら合うのでしょうが。
「麻薬を吸ったことがあるか?」なんて質問に「pas encore」を使いますと、こりゃ「吸う気十分」といふニュアンスですね。「とんでもない!一度も」は「jamais」です。だから、「一度だけあるけど、その後は全くない。今も吸う気は特にない」なら「jamais plus」かな、なんて。


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