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この日記について
この日記は、他のリソースから転載したものが大半です。 2005年3月以降の日記は、mixiに掲載した日記を転載した内容が中心です。一部は実験的に作成したblogに書いた内容を移植させています。 2001年の内容の一部は、勤務先のweb日記に記載したものです。 1996年〜2000年の内容の多くは、旧サイトに掲載したphoto日記を転載したものです。 1992年6月〜99年9月の日記の大部分は、パソコン通信NIFTY-Serveの「外国語フォーラム・フランス語会議室」に書き散らしていたものを再編集したものです。ただし、タイトルは若干変更したものがありますし、オリジナルの文面から個人名を削除するなど、webサイトへの収録にあたって最低限の編集を加えてあります。当時の電子会議室では、備忘録的に書いた事柄もあれば、質問に対する回答もあります。「問いかけ」のような語りになっている部分は、その時点での電子会議室利用者向けの「会話」であるとお考えください。 |
数年前の海外出張はちょっとした大名旅行でした。無論、商社マンのように海外出張が常態化しているところはたいへんだったでしょうが、私の会社ではせいぜい2年に1度もあれば多い方だったので、結構贅沢でした。
航空機はビジネスクラスです。出張中にルート変更がよく生じるため、というのが理由です。同僚の中には口実をでっち上げて、大西洋路線でコンコルドに乗った者もおりました。まあ、これは超例外。
ホテルはたいてい四ツ星デラックスです。なにしろ、部屋に電話が必要、ファックス、テレックス完備で日本から予約可能となると、インターコンチとかメリディアンになっちゃうんですね。
複数の国にまたがると、両替のテクニックなんてのも出てきます。会社から仮払いで支給される資金は、ウチの研究所では円かドルでした。で、フランスやドイツに行くときは、現地で両替した伝票を基準にして、最終的に円換算するのです。
ここにポイントがある。ホテル内のどえらく悪いレートでほんのちょっと両替し、精算にはその伝票を使う。実際の支払はカードか市内の有利なレートで両替した現地通貨を使うのです。私は7年前の出張で市中1ポンド=220円のところ、会社には254円で精算してしまった。
弁解のようですが、これは利益を出すためでなく、チップに要するコストを相殺するためなのですよ。なにせイギリスなどはホテルのチップがバカにならないけど、支払とは別に発生するチップは領収書がないので会社に請求できない。結構悲しいサラリーマンの自己防衛なのでした。
最近は随分せちがなくなったようですね。航空便も全てエコノミーで、単なる往復の場合は団体チケットを購入しなきゃいけないようです。先日泊りに来た同僚も、「予算が厳しい。泊めてくれないか?」とメールでヘルプして来ました。TGVも2等でしたから、ほんと、時代が代わったと思ってしまった。
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