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この日記について

この日記は、他のリソースから転載したものが大半です。
2005年3月以降の日記は、mixiに掲載した日記を転載した内容が中心です。一部は実験的に作成したblogに書いた内容を移植させています。
2001年の内容の一部は、勤務先のweb日記に記載したものです。
1996年〜2000年の内容の多くは、旧サイトに掲載したphoto日記を転載したものです。
1992年6月〜99年9月の日記の大部分は、パソコン通信NIFTY-Serveの「外国語フォーラム・フランス語会議室」に書き散らしていたものを再編集したものです。ただし、タイトルは若干変更したものがありますし、オリジナルの文面から個人名を削除するなど、webサイトへの収録にあたって最低限の編集を加えてあります。当時の電子会議室では、備忘録的に書いた事柄もあれば、質問に対する回答もあります。「問いかけ」のような語りになっている部分は、その時点での電子会議室利用者向けの「会話」であるとお考えください。

1993年10月14日

 カミさんの実家に篭り、学校に提出するmemoire を書いた。書式はパリの拙宅に滞在するJ君に電話し、ファックスで送ってもらった。
 提出締め切りは10月8日。郵送ではもはや間に合わない。前日学長に電話し、ファックスでの受理を認めて貰った。「おいおい、そんな大量ファックスで破産しないか?」と笑い飛ばされた。
 フランス時間の8日5時頃、ファックスモデムで送信を始めたが、全く通じなかった。念のため電話で状況を確かめたが、呼び出し音だけで機械につながらない。どうやら紙ぎれか紙詰まりを起こしているようだった。1時間後、2時間後とトライしたが状況は同じ。この日の送信は断念した。
 次は月曜朝いちを狙うしかない。2日余裕ができたので内容の追加を始めた。この時点で総量22頁。35頁は突破したい。
 日本時間日曜深夜。取敢ず書けるだけかいた。合計36頁。今度はファックスが通じた。土曜の当直が紙を補給したのだろう。それにしてもファックスモデムは便利だ。送信終了が午前5時。さすがに疲れた。
 翌日、昼に起床。M田さんにファイルを送らねばならない。手元にプリンタがないので、M田さんに出力と郵送をお願いした。ところが肝心のファイル転送がうまくいかない。2ブロック送信したところでハングアップしてしまう。
 圧縮をやりなおしたり、ComNiftyを解凍仕直したり、違うAPからアクセスしたり手を尽くしたが、全て空振り。万策尽きてM田さんに電話した。事情を説明したら、町田さんからish での送信を進められた。
 ish でバイナリーメールをテキスト形式に化けさせて送信を始めたが、途中ノイズが混入して不成功。仕方ないのでタイムパスを使うことにした。
 GO TYMPAS で名古屋APを調べアクセス。ところが変換後のテキストは 300行を越えていた。くそ、ファイルを分割せにゃあかんか!と思ったが、ものはためしで元のバイナリーファイルを送信してみた。今度はあっさりと送信できた。どうやら送信を拒んでいたのは回線ノイズのようだった。
 電話でM田さんに送信成功を連絡、1時間後アクセスしたら出力完了のメールが届いていた。もはや京都に足を向けて寝られない。


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