この月のエントリー
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

過去の日記一覧

月別アーカイブス



この日記について

この日記は、他のリソースから転載したものが大半です。
2005年3月以降の日記は、mixiに掲載した日記を転載した内容が中心です。一部は実験的に作成したblogに書いた内容を移植させています。
2001年の内容の一部は、勤務先のweb日記に記載したものです。
1996年〜2000年の内容の多くは、旧サイトに掲載したphoto日記を転載したものです。
1992年6月〜99年9月の日記の大部分は、パソコン通信NIFTY-Serveの「外国語フォーラム・フランス語会議室」に書き散らしていたものを再編集したものです。ただし、タイトルは若干変更したものがありますし、オリジナルの文面から個人名を削除するなど、webサイトへの収録にあたって最低限の編集を加えてあります。当時の電子会議室では、備忘録的に書いた事柄もあれば、質問に対する回答もあります。「問いかけ」のような語りになっている部分は、その時点での電子会議室利用者向けの「会話」であるとお考えください。

1993年10月29日

 代名動詞は本当に便利で作文にもついつい多用してしまいます。ただし、コミュニケーションの専門家によると、受動的意味での代名動詞の乱用は、ある程度注意した方が良いそうです。lisibiliteの問題だそうです。
 江下の発音は単に「悪い」としか言われませんが(苦笑)、作文の方は「カナダ人のフランス語みたい」とよく言われます。つまり、英語とチャンポンになった表現が多いらしい。
 一例を挙げますと、「現在の状況」を江下はついつい「situation presente」としてしまいますが、フランス仏語では絶対に言わないそうです。ここは必ず「situation actuelle」だとか。反対に、「reellement」と書くべきところを、「actuellement」と書いてしまいます。「actuel」の意味を英語的に捉えているためです。これ、「分かっちゃいるけど....」ってやつです。
 フランスのラジオでは政治家の口調の物真似番組があります。ちょっとせきこむようなミッテラン、悠然たるシラク、芒洋として噛んで含むようなバラデュール、詩の朗読のようなロカール、皆特徴があっておもしろい。これでパロディをやるわけです。日本でもかつて田中角栄や大平正芳の物真似が盛んでしたね。最近それほどでもないのは、真似するだけの個性がなくなったからなのだろうか? それとも政治家への関心が薄れたから?


Copyright (C) Masayuki ESHITA
サイト内検索

カテゴリー(archives)

最近のエントリー(RSS)