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この日記について
この日記は、他のリソースから転載したものが大半です。 2005年3月以降の日記は、mixiに掲載した日記を転載した内容が中心です。一部は実験的に作成したblogに書いた内容を移植させています。 2001年の内容の一部は、勤務先のweb日記に記載したものです。 1996年〜2000年の内容の多くは、旧サイトに掲載したphoto日記を転載したものです。 1992年6月〜99年9月の日記の大部分は、パソコン通信NIFTY-Serveの「外国語フォーラム・フランス語会議室」に書き散らしていたものを再編集したものです。ただし、タイトルは若干変更したものがありますし、オリジナルの文面から個人名を削除するなど、webサイトへの収録にあたって最低限の編集を加えてあります。当時の電子会議室では、備忘録的に書いた事柄もあれば、質問に対する回答もあります。「問いかけ」のような語りになっている部分は、その時点での電子会議室利用者向けの「会話」であるとお考えください。 |
12年ぶりの数学復帰はなかなか苦しい。30代の脳味噌に、記号の遊戯はかなり負担が大きい。仕方なく、今日は参考文献を探しにジベールまで行ったのでした。
ことで悩みが一つ。
目当ての本は数理論理学の分野で、アメリカが一番得意としている。当然、いい文献は英語で出ている。おまけに日本の数学教室では英語の用語を日常的に使うため、英語のテキストには何ら抵抗がない。本来ならば、英文書籍をためらう理由はないのです。
が、しかし、授業で使う用語は当然フランス語。そうなると、英語の解説に慣れてしまうと、講義で使われる用語がますます脳味噌の混乱を招いてしまう。
一例を挙げると、日本の数学教室でも「集合」「写像」とは言わない。たいてい「set」「mapping」なのです。従って、集合論に関するイメージは、全てset や mappingという用語から誘発される。しかし、講義では ensemble であり application。ぼくの脳は、ensembleと言われても未だに「集合」をイメージできない。数学では論理以上に直感が大事なので、これは大きなハンデなのです。
いやでもフランス語のターミノロジに慣れなければ、ということで、結局英語文献のフランス語訳を買うという、痛しかゆしの事態になってしまった。
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