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この日記について

この日記は、他のリソースから転載したものが大半です。
2005年3月以降の日記は、mixiに掲載した日記を転載した内容が中心です。一部は実験的に作成したblogに書いた内容を移植させています。
2001年の内容の一部は、勤務先のweb日記に記載したものです。
1996年〜2000年の内容の多くは、旧サイトに掲載したphoto日記を転載したものです。
1992年6月〜99年9月の日記の大部分は、パソコン通信NIFTY-Serveの「外国語フォーラム・フランス語会議室」に書き散らしていたものを再編集したものです。ただし、タイトルは若干変更したものがありますし、オリジナルの文面から個人名を削除するなど、webサイトへの収録にあたって最低限の編集を加えてあります。当時の電子会議室では、備忘録的に書いた事柄もあれば、質問に対する回答もあります。「問いかけ」のような語りになっている部分は、その時点での電子会議室利用者向けの「会話」であるとお考えください。

1993年12月29日

 それほどフランスの音楽、レコードに親しんでいるわけではない。「聞く」ことはあっもも「聴く」ことは少ない。唯一自腹を切って買ったレコードが「13 jours en France」だった。同名の映画(邦題「白い恋人たち」)のサントラ。
 まだ小学校低学年のころ、親戚の家でグルノーブル五輪に関する番組を見た。カラーテレビだった。何しろまだ当時はカラー放送の番組には、新聞のテレビ欄に「カ」印のついていたころ。そもそもカラーテレビを持っている家が、町内に2、3軒だった。そのせいか、「グルノーブル」という地名が妙に印象に残った。
 それから札幌オリンピック。スキーに対する関心が一躍高まった。グルノーブル五輪、そしてテーマ曲の「白い恋人たち」に、再び興味がわいてきた。フランシス・レイの叙情的なメロディ。中学から高校にかけて、映画音楽に少し入れ込んだのだけど、フランシス・レイの曲は別格だった。
 高校2年のとき、「白い恋人たち」に歌詞がついていることを知った。それまでは、ただのインストだと信じていたのだ。歌詞を知りたいけどフランス語じゃ分からない。大学の教養でフランス語を習ったとき、真っ先に買ったのが「星の王子さま」フランス語版と「白い恋人たち」のサントラだったと思う。
 原題「Treize jours en France」。お祭りさわぎをそのまま伝える陽気な歌詞。いまではすっかり忘れてしまったけど、14年前には必死の覚えようとしたものだった。


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