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この日記について
この日記は、他のリソースから転載したものが大半です。 2005年3月以降の日記は、mixiに掲載した日記を転載した内容が中心です。一部は実験的に作成したblogに書いた内容を移植させています。 2001年の内容の一部は、勤務先のweb日記に記載したものです。 1996年〜2000年の内容の多くは、旧サイトに掲載したphoto日記を転載したものです。 1992年6月〜99年9月の日記の大部分は、パソコン通信NIFTY-Serveの「外国語フォーラム・フランス語会議室」に書き散らしていたものを再編集したものです。ただし、タイトルは若干変更したものがありますし、オリジナルの文面から個人名を削除するなど、webサイトへの収録にあたって最低限の編集を加えてあります。当時の電子会議室では、備忘録的に書いた事柄もあれば、質問に対する回答もあります。「問いかけ」のような語りになっている部分は、その時点での電子会議室利用者向けの「会話」であるとお考えください。 |
何度か調査でフランスを訪れたこともありますが、一応名刺交換はやりましたね。ただ、こちらが渡したから向こうも、という雰囲気もあった。日本のように挨拶代わりの名刺交換という習慣はないような気がする。確かポール・ボネさんの「不思議の国ニッポン」にもそう書いてあったと思います。事前にアポを取っているケースなら、手紙などで本人の会社や肩書きはわかるし、単なる通りすがり?程度のひとには名刺なんか渡さないし。
経験的には、一度交流があってからそれが中断ないし終了し、再び連絡を密にとる可能性がある場合に渡す、という一面があるような気もする。たとえば、ESSEC で集中講義をやった非常勤の講師などに、生徒は名刺をもらったりします。これは卒業後にも交流を希望するからです。このときは、まるで道ばたでティッシュペーパーを配るような感じですね(笑)。
一説によると、日本人の名刺交換の習慣は、武家社会で鑑札を提示するところからきているそうです。なんにせよ、これは便利な習慣だと思う。
ドイツで二度ほど独日両面印刷の名刺を貰ったことがあり、二度とも本人は日本語を全然知らない人だった。会って早々ぼくはその意味するところを説明するハメになった。「なんで片面日本語なの?」って聞いたら、「いや、ちょっとした流行さ」なんていうとった。その機関は別に日本と交流があったわけではないんですよねぇ(笑)。
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