日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
27 | 28 |
過去の日記一覧
|
この日記について
この日記は、他のリソースから転載したものが大半です。 2005年3月以降の日記は、mixiに掲載した日記を転載した内容が中心です。一部は実験的に作成したblogに書いた内容を移植させています。 2001年の内容の一部は、勤務先のweb日記に記載したものです。 1996年〜2000年の内容の多くは、旧サイトに掲載したphoto日記を転載したものです。 1992年6月〜99年9月の日記の大部分は、パソコン通信NIFTY-Serveの「外国語フォーラム・フランス語会議室」に書き散らしていたものを再編集したものです。ただし、タイトルは若干変更したものがありますし、オリジナルの文面から個人名を削除するなど、webサイトへの収録にあたって最低限の編集を加えてあります。当時の電子会議室では、備忘録的に書いた事柄もあれば、質問に対する回答もあります。「問いかけ」のような語りになっている部分は、その時点での電子会議室利用者向けの「会話」であるとお考えください。 |
« 1994年01月 |メイン| 1994年03月 » |
■ 1994年02月 アーカイブ |
こりゃもう、大学によって全然違うだろうから、一般論ではいえません。ぼくの取っているプログラムだと、評価の比率ははっきり決まっています。試験:セミナー:論文=4:2:4です。したがって、理論上、試験の評価がゼロでも卒業は可能です。ただし、セミナーの評価は試験とリンクしているので、実際はまんべんなく評価を得ておかないと、合格点には及ばない。
論文のテーマ——Sujet du Stageは、我々の場合、セミナーの担当教官から与えられます。だから、事前準備は全く不可能なんですね。ただし、これはあくまで理系のはなしだから、文学系はまったく状況が違うと思う。教授に問い合わせれば教えてもらえると思います。
正直言って、DEA はかなりしんどい。内容的にも作業量の点でも。拘束時間は少ないけど、しこしこやんなきゃならないことが多い。今のプログラムは最初26人いた生徒が、今は14人しか残っていません。まあ、一種のサバイバル・レースみたいなものだな。
語学力の点では、専門用語をよーーーっく叩き込んでおくこと。そうでないと、瞬時に脱落してしまいまっせ>留学志望者。 これは一般の会話力とは別次元だからね。
ぼちぼち次のテーマを進めるための、大学&師匠探しを始めました。現在通っている Pantheon-Sorbonneの UFRは、実質的内容からすると JUSSIEU、つまり理学系なんです。ぼくの興味の対象は、理学系と社会科学系の境界なので、ある部分はここでも満たされるのですが、それ以上になると、ほかを探さなければならない。さっそくリストを調べてみたら、RENNE 2、Sorbonne Nouvelle、Grenoble 3に同じ分野の研究者が多数いました。
RENNE とかにすると引っ越さなければいけなくなる——という心配もなくはないのですが、友人の話では、THESE の登録は各大学でやっても、実作業は自宅か近所の大学図書館・ラボでできるので、場所は全然関係ないなんていってました。現に彼は、在パリのままで RENNE 2に登録しようとしていました。たしかに教授の住所を見ると、Grenobleや Renne大学の教授がパリに住んでいる例が、リストにもかなりありました。
まあ、その前に DEAを取らねばどうしようもないんだけど。これが結構危ないんだわ。先日の試験はめろめろであった。
わが愛しき Old Mac II が、この一ヶ月で大幅な模様替え?をいたしました。
まずモニター。某所より入手した(笑) NECの15インチ・フルカラーにかわりました。これを16インチモードとして利用。あわせてビデオカードをRadiusの24ビット・アクセラレータ付きに交換。これで、画面は W832 H624(VGAの1.3倍ずつ)で、フルカラー対応です。
さらに、一昨日はついに SyQuest 105 を買ってしまった。これは Amovibleのハードディスク。105MB のフロッピーを使っているようなもんですが、スピードは FD や MO よりもかなり速い。
ビデオカードはアメリカから個人輸入しました。輸送費・関税を払っても、フランス国内の安売り店より二割は安く買えました。ところが、今のドル安・フラン激安だと、SyQuest はパリ市内の安売り店の方が安かった。ドライブが 4285FTTC ですから、約 7.5万円です。これ、日本より安くない? カートリッジも二枚追加で買いましたが、一枚 440FTTC、約7.7K円、アメリカ国内価格とほぼ同じでござる。
アメリカやフランスの買い物を円で決済——なんとも便利な世の中ですね。ということで、現在使えるメモリが予備カートリッジを含めて 700MBになりました。当分心配がいらない。なにしろ、おとといには空きスペースが10MBもなかったのであった。
Rue de Pascal 沿いにおたっきーなカーブがあることを発見してしまった。非常にカーブらしい店で、愛想のないショーウィンドウ、店内はボトルでびっしり、それもちゃんと光の当たらないような構造で、外界とのインタフェースはわずかに入り口だけという造りです。
たまたま以前レストランで飲んでめちゃうまだった白ワインを発見し、さっそく買ってきました。特売のチラシがあったので、一部をご紹介。全部20年ものです。
Chateau Leoville Poyferre 1974 160.00Frs
Chateau Leoville Las.Cases 1974 190.00Frs
Chateau Palmer 1974 270.00Frs
Chateau Cheval Blanc 1974 450.00Frs
Chateau Mouton Rothschild 1974 450.00Frs
Chateau Giscours Jerosoam (3L) 1974 900.00Frs
SDF 新聞を買っている人はまだ少ない。ただ、フランス語のわからない観光客は、日本人に限らずあまり関わろうとはしないでしょう。確かにわからなければ、その方が無難なはずです。SDF 新聞を販売しているひとたちは、ちゃんと身分証明書を目のつくところにつけています。これで、意味不明のアジテータとの識別ができるはずです。
そうそう、おとといは RERのなかでうたたねしていたら、おこもさんに「起きろ!」と怒鳴られてしまった。
ル・モンドの今日の見出しが「アメリカが日本を脅迫」とかいうタイトルだったそうです。ちょっとまた聞き。正確さを欠く。ただ、フランスのジャーナリズムが日米通商交渉をこういう視点から報道することは、これまでの例から決して珍しくはない。
ぼくの印象だと、通商問題で日本とアメリカが対立するとき、フランスのジャーナリズムはアメリカに対して批判的であることが多いような気がします。ただ、それはウルグアイ・ラウンドで米仏が対立していたときのことですから、今てもそのスタンスかどうか。
確かに敵の敵は味方でしょうね(笑)。
Le Reverbereはたしかに以前ご紹介した SDF新聞のうちのひとつです。うちの近辺では一番よくみかける新聞です。何ヶ月かまえのオヴニーにも、紹介記事が出ておりました。たしか巴里市内では三紙ほどあるはずですが、執筆そのものまで SDFたちが行っているのは、この新聞だけだったと思います。10Fのうち、6Fが彼らの収入になります。
新卒者の失業率20%という数字はなんら改善されていないようです。全体平均でもたしか12%に上昇したと思います。高支持率を維持していたバラデュール内閣の支持率にも影響が出始めたようです。おとなりドイツも戦後最悪の失業率とかで、世間もえらく物騒になってきました。メトロで殺傷事件が続発していますので、旅行されるかたはご用心。
欧羅巴企業の場合、景気対策を行うとますます失業者がふえるという悪循環が続いているので、当分、悲惨な状況に変化はなさそうです。景気対策に 800milliards francs——これはフランスの国家予算の半分に相当——も投入できる日本の事情が、ここ数日、驚異の念を込めて報道されております。
今日は東京の大雪の模様がラジオで随分と報道されています。
インターネットのトップアドレスはアメリカだけ特別なんです。もともとがアメリカのネットワークですから。edu、com、gov、mil、org、int、net なんかを使うそーです。
user@compuserve.com
user@delphi.com
user@mcimail.com ....
ミッシェルはどうやら CalvaCom 以外にインターネットのIDを持っているらしく、Calva のID宛ともう一つのほう、二通りの方法がありますね。フランスのトップアドレスは確か全部 INRIAで統括していたと思います。
話しは突然変わりますが、OLTJで4月号から毎月1ページ、連載を受け持つことになりました。
レンヌの暴動、テレビで見ましたけど、なんだか壮絶ですね。
最近はパリでもメトロ内の殺人事件が多くて、やたら物騒になってる。
きょうの午後、テキサスよりRadiusのビデオカードが届きました。注文から4日、こりゃ、ス*ップに頼むより早いかもしれん。 決算は次の通りであります。
フランス国内価格よりも千フラン近く安いのであった。 個人輸入を希望される方のために、注文フォームをお知らせしましょう。もちろん、注文前に見積もりを請求できます。 |
以前トマ・コワントが話していたこと。
フランスの大学生はだいたい二ヶ月の夏休みがある。そのうち前半の一ヶ月を Stageに使って社会の実務を経験するとともに、いくばくかの金を稼ぐ。残りの一ヶ月をパック・ワーキングで国外や地方を旅行する。こんなパターンが多いそうだ。
すごく魅力的なシステムだと思った。Stage といっても、案外とダーティ・ワークに近い仕事も多いらしい。いわゆる世間の下積み的労働が多いのだ。レストランの皿洗い、売場のたちんぼ、会場の案内係、等々。
バブル全盛期に、学生バイトの時給相場が急騰した。ぼくの会社でも、時給千円という単価をつけたことがある。それでも渋った学生がいたけれど、会社の名前がまあ格好いいということで、来てはけっこう多かった。
待遇なんかはかなり気をつかった。言っちゃあなんだが、作業能力の知れている学生バイトごときに、だ(誤解なきように。プロに比べりゃ学生はアマチュアにすぎない、という意味)。肉体的にも頭脳的にも大した苦労もなく、それなりの金を稼げたはずだ。
果たしてその経験は、彼らに何を残したのだろうか? 四泊五日の高級ホテル・スキーツアーだけ? まあ、それもいい思い出かもしれんが……。
ぼくは学生時代、確かに割のいいバイトもやったが、ダーティ・ジョブも好んでやった。貨物列車に乗って一袋30kgある肥料を10トン積んだこともあるし、大晦日の早朝にビル清掃や病院の窓拭きなんかもやった。皿洗い、ディスコのサクラ、見本市のマネキンなど、職種にして20種類以上はやっただろう。おそらく、結果としてフランス人学生に近い学生生活を送ったと思う。旅行だって、ほかの学生の五倍くらいはしただろうし。
世間を知るため、という意識は全くなかった。好奇心がはたらいたのだ。いま思うに、こうした経験を学生時代に積んだおかげで、何をやっても生活できるという妙な自信がついたようだ。30過ぎてモラトリアム学生なんぞとへらへらしてられるのも、こういう素地があったからかも知れない。
で、何が言いたいかというと、学生よ、ダーティ・ジョブをせよ、なんてことを偉そうにのたまうつもりはない。ただ、そういうことをやらないのは、すごくもったいないなぁ、と思うのだ。
ひさびさに SVM Mac を買ったので、パソコン周辺機器の値段を紹介します。
ぼくはビデオカードを買おうと思ったのだけど、フランスで 4.800 FTTCがアメリカでは 439US$ と分かったので、個人輸入することにしました。 次回はアメリカ価格をお知らせしましょうか? |
会話ではないけど、一番わかりやすいのは政治家の演説でしょうね。なにしろゆっくりしたテンポだから。ENA でそう教えているのだろうか? 前々から一番わかりやすいと評判なのは、声の通りのよいジャック・シラクですが、現首相のバラデュールもゆったりしてとても聞き易い。
企業なんかでも役員クラスの人は、とてもゆっくり話してくれることが多いように思います。反対に、バリバリのエンジニアとか秘書たちはそれこそ機関銃ですね。
学校では、おととしは内容はわかっても会話がわからんかった。今年は喋っていることは分かるのに、内容がさっぱりわからん。
サイト内検索 |
---|