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この日記について

この日記は、他のリソースから転載したものが大半です。
2005年3月以降の日記は、mixiに掲載した日記を転載した内容が中心です。一部は実験的に作成したblogに書いた内容を移植させています。
2001年の内容の一部は、勤務先のweb日記に記載したものです。
1996年〜2000年の内容の多くは、旧サイトに掲載したphoto日記を転載したものです。
1992年6月〜99年9月の日記の大部分は、パソコン通信NIFTY-Serveの「外国語フォーラム・フランス語会議室」に書き散らしていたものを再編集したものです。ただし、タイトルは若干変更したものがありますし、オリジナルの文面から個人名を削除するなど、webサイトへの収録にあたって最低限の編集を加えてあります。当時の電子会議室では、備忘録的に書いた事柄もあれば、質問に対する回答もあります。「問いかけ」のような語りになっている部分は、その時点での電子会議室利用者向けの「会話」であるとお考えください。

1994年06月03日

 唐突なようだが、CD-ROMドライブを買った。
 なんとなくほしいなあ、とは思っていた。でも、とりたてて必要なかったので、これまで買わずにいた。
 が、事情が変わったのである。
 ご都合主義の塊のようだが、まあいい。とにかく、買わにゃならん状況になったのだ。これで納得してほしい。
 2年前なら、どこで買えるんだろうなあ、と純情にも悩んだことだろう。そして、取りあえずジベールかfnacに行ったに違いない……と確信をもって書くのは、実際、2年前がそうだったからなのだ。わはは。
 ここで急に懐かしくなった。
 だってなあ、あの頃はどこになにがあるかなんて、ぜーんぜん知らなかったんだぞ。そりゃ、食い物が epicerie や allimentation generale で買えるっていうのは、ちゃんと Sans Frontierに載っていた。
 が、電話のモジュラー・ジャックのアダプターがどこで売っているかなんて、フランス語テキストでは面倒を見てくれないのだ。「やっとこ」を売っている店だって、「地球の歩き方」には書いていない。
 話しがそれた。長くなると苦情が怖いので、話しを戻す。
 取りあえず、2年もパリ市民をやっていると、CD-ROM屋ぐらいはわかるのである(本当か?)。ちゃんと雑誌でチェックしてあるのだ。
 6月の最初のこの日、突然暑くなった。湿気もひどい。仕事の原稿をうっちゃって、取りあえず郵便局まで書留を取りに行った。
 だいたいフランスの郵便配達は……と書き出すと長くなるので、この愚痴はまたの機会にゆずる。
 もともと出不精のこのわしにとって、外出は一大決心、そして止むに止まれぬ必然性がいるのだ(おおげさ)。書留はちょうどいい口実であった。ついでにCD-ROMを買いに行ってしまう。
 ついで……と言っても、郵便局とショップとはメトロで20分ほど離れている。が、一度外に出ると、多少の移動が苦でなくなってしまう。こういう自分を、取りあえず「静止摩擦係数が突出して大きい」と自己弁護することにしておく。
 はなしは全然オンライン・ショッピングに届かない。
 が、筆者は「銀行口座物語」で読者をじらせる快感を覚えてしまった。だから、第一回はここでストップしてしまうのである。
 さてさて、このストーリーのどこがオンライン・ショッピングに行き着くのでしょうか??


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