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この日記について
この日記は、他のリソースから転載したものが大半です。 2005年3月以降の日記は、mixiに掲載した日記を転載した内容が中心です。一部は実験的に作成したblogに書いた内容を移植させています。 2001年の内容の一部は、勤務先のweb日記に記載したものです。 1996年〜2000年の内容の多くは、旧サイトに掲載したphoto日記を転載したものです。 1992年6月〜99年9月の日記の大部分は、パソコン通信NIFTY-Serveの「外国語フォーラム・フランス語会議室」に書き散らしていたものを再編集したものです。ただし、タイトルは若干変更したものがありますし、オリジナルの文面から個人名を削除するなど、webサイトへの収録にあたって最低限の編集を加えてあります。当時の電子会議室では、備忘録的に書いた事柄もあれば、質問に対する回答もあります。「問いかけ」のような語りになっている部分は、その時点での電子会議室利用者向けの「会話」であるとお考えください。 |
最近あちこちで、マルチメディアや情報ハイウェイに関する議論を見せてもらったり、参加させてもらうことがあります。その都度痛感するのが、10年前の繰り返しという印象でした。
10年前——ちょうどニューメディア・ブームが起きたときです。
あの頃は、キャプテンを利用できればとか、絵が出ればとか、技術的な問題がクリヤーされ、インフラ整備がなされれば、いくらでも需要は出てくるような安易な発想があったように思います。いまのマルチメディアや光ファイバー通信網についても、スケールこそ違え、同じ安易さがあるように思います。
ミニテルを使っていて、一番じゃまくさいと思うのが実はグラフィックス画面なんですよねえ。
べつに絵を見たいわけじゃないのに、表示に時間がやたらとかかる。時間課金ですから、結構いらいらします。
こんなことを考えると、案外とマルチメディアは用途を厳しく絞っておかないと、10年前の二の舞になるんじゃないかなあ、などと思っています。いろいろなメリットがあるのも事実なんですが……。
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