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この日記について

この日記は、他のリソースから転載したものが大半です。
2005年3月以降の日記は、mixiに掲載した日記を転載した内容が中心です。一部は実験的に作成したblogに書いた内容を移植させています。
2001年の内容の一部は、勤務先のweb日記に記載したものです。
1996年〜2000年の内容の多くは、旧サイトに掲載したphoto日記を転載したものです。
1992年6月〜99年9月の日記の大部分は、パソコン通信NIFTY-Serveの「外国語フォーラム・フランス語会議室」に書き散らしていたものを再編集したものです。ただし、タイトルは若干変更したものがありますし、オリジナルの文面から個人名を削除するなど、webサイトへの収録にあたって最低限の編集を加えてあります。当時の電子会議室では、備忘録的に書いた事柄もあれば、質問に対する回答もあります。「問いかけ」のような語りになっている部分は、その時点での電子会議室利用者向けの「会話」であるとお考えください。

1994年12月10日

 ソドムは性風俗で滅びた最初の都市という説がありますね。もともと塩の交易で栄えたところだと思うけど、ありとあらゆる形態の「姦」がおこなわれたとか。旧約聖書だと、たしかロトが神さまあいてに「こころただしきひとの数」を値切ったけど、けっきょく徒労に終わってしまったっちゅう、洒落にもならない結末だったやふに思います。
 歴史的には爛熟期のローマ帝国がすごいですね。ネロ帝時代がひとつのピークでしょうか。実の母親が息子を誘惑して懐柔したってんですから。最近だと、エイズがまだゲイの病気と誤解されていたころ、「ニューヨークは現代のソドムだ」なんていう表現もあったような気がします。
 じつは同性結婚とか近親婚の概念は、社会構造を分析するひとつの手がかりになります。しかもここは文化の違いだけでなく、社会制度なんかもからんできます。
 EUでちと問題になっているのが同性結婚であります。イギリスとかオランダは認めているけど、ほかはまだあかんかったと思う。ここには純粋に社会的な問題と見るか、もっと宗教的な一種のタブーのような問題をからめるかで、まったく違う評価ができるんですよね。詳しいはなしは追々(をいをい、だったりして)。


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