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この日記について

この日記は、他のリソースから転載したものが大半です。
2005年3月以降の日記は、mixiに掲載した日記を転載した内容が中心です。一部は実験的に作成したblogに書いた内容を移植させています。
2001年の内容の一部は、勤務先のweb日記に記載したものです。
1996年〜2000年の内容の多くは、旧サイトに掲載したphoto日記を転載したものです。
1992年6月〜99年9月の日記の大部分は、パソコン通信NIFTY-Serveの「外国語フォーラム・フランス語会議室」に書き散らしていたものを再編集したものです。ただし、タイトルは若干変更したものがありますし、オリジナルの文面から個人名を削除するなど、webサイトへの収録にあたって最低限の編集を加えてあります。当時の電子会議室では、備忘録的に書いた事柄もあれば、質問に対する回答もあります。「問いかけ」のような語りになっている部分は、その時点での電子会議室利用者向けの「会話」であるとお考えください。

1995年11月22日

 この週末は八ヶ岳山麓の原村に行ってたのだけど、冬の星座がすげー綺麗でした。なにしろ巴里では星空がろくに見えない。もしかすると空気は東京よりも悪いから。よほど澄んだ日でも三等星がせいぜいです。
 月曜の夜に村を出たのだけど、雨上がりの空はひたすら透明でした。カシオペア座からオリオン座の西にかけて、淡い天の川がほんのり見えた。双眼鏡で眺めたら、アンドロメダ大星雲、オリオン座大星雲、プレアデスなどがくっきり。ええもん見ましたわ。
 一等星の数では冬の星座が圧倒的に多いのですが、天の川のいちばんきれいな部分が夏の星座にあるため、にぎやかだけど、どこか寂しいのが冬の夜空の特徴ですね。だけど夜道を走っていて、ゆるいカーブを切ったらいきなり正面にシリウスが見えたりして、けっこうときめいた。
 フランス滞在中はもっぱら巴里ばかりだったので、あまり夜空を眺めたことがなかった。2年前にレンヌの郊外、ちょうど CCITTの本部近くを夜ドラしたときに、車越しで見たのが印象に残っている程度です。
 いやだけど、帰国三週間で鬱積したものをだいぶ払拭した。漫画読みまくったり、おでんやら納豆を存分にくらったり、露天風呂につかったり。ようやく逆カルチャー・ショック(笑)から脱しつつあるのですが、カネの不便さだけはまだ馴れることができない。なにせこの三年間、外出時にはせいぜい三千円相当分しか持ち歩かなかったので、現金社会では困ることしばしです。なして小切手が使えないんだよ。CDだって24時間やってくれたっていいじゃねーかよ、なんて思ってしまうわけで。パソコンを安く買えるのは無条件で評価しちゃうけど。


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