月別アーカイブス


過去の日記一覧


この日記について

この日記は、他のリソースから転載したものが大半です。
2005年3月以降の日記は、mixiに掲載した日記を転載した内容が中心です。一部は実験的に作成したblogに書いた内容を移植させています。
2001年の内容の一部は、勤務先のweb日記に記載したものです。
1996年〜2000年の内容の多くは、旧サイトに掲載したphoto日記を転載したものです。
1992年6月〜99年9月の日記の大部分は、パソコン通信NIFTY-Serveの「外国語フォーラム・フランス語会議室」に書き散らしていたものを再編集したものです。ただし、タイトルは若干変更したものがありますし、オリジナルの文面から個人名を削除するなど、webサイトへの収録にあたって最低限の編集を加えてあります。当時の電子会議室では、備忘録的に書いた事柄もあれば、質問に対する回答もあります。「問いかけ」のような語りになっている部分は、その時点での電子会議室利用者向けの「会話」であるとお考えください。
■ 映画カテゴリー

カテゴリ「映画」に投稿されたすべてのエントリのアーカイブのページが、新しい順番に並んでいます。
一つ前のカテゴリーは、「」です。 次のカテゴリーは、「時事ネタ」です。

1994年04月24日

 Vestige du Jour だと、字幕はほとんど二行にわたっていましたねー。フランス語は同じ表現にしても単語数が多くなるから、あまり字幕向けなのではないのかなーなどと思ってしまう。


1994年04月19日

 おそまきながら、石黒原作のこの映画を観てきた。隣のアパルトマンにある映画館で、食後の腹ごなしをかねて。内容はさておき、英語のセリフにフランス語字幕というのは、わしにとって一番困る組み合わせだということを思い知らされた。
 まずセリフ。
 耳が英語についていかん。わかりやすいはずのブリティッシュなのに、音が全然聞き取れない。唯一、をを、すごくわかりやすいぞと思ったら、フランス人のフランス訛の英語であった。
 なしゃけないけど、こうなりゃ頼りは字幕だ。が、スクロール(というのだろうか?)が速すぎる。ついつい頭で音読してしまうので、8割くらいのところでさっと代わってしまう。字幕を気にしていては、画面も追えない。これはジレンマであった。
 結局、映画の半ばくらいでようやく字幕のペースに慣れた。が、悪いことに耳の方も多少は英語のセリフにシンクロしたようだ。こうなると、今度はセリフを聞こうか字幕を見ようかとの迷いが生じる。わからなかったらどっちかに、というわけにゃいかん。どっちかに絞らないと、出遅れてしまうのだ。
 弱った。こうなると、セリフによってわかったりわからなかったり。話しがつながらない。なんとかスパっと切り替えられたのは、多分、ラスト30分くらいかな。
 というわけで、映画の内容はさておき……なのであった。


1994年01月11日

「Non Smoking 」の最初の選択肢は、確か「あのとき食事の誘いを断っていたら……」だったかな。あとは最後のシーンしか覚えていない。たしかにあの映画は、なにかをストーリーで訴えようというものではなかったように思う。軽妙なやりとりで笑いを招く、そんな映画だという印象がある。だから、きっとフランス語圏以外の国で上映されても、あまり受けないのではないかという気がする。
 で、一番記憶に鮮明な箇所は、冒頭の乾杯で「Sante!」とやったあと、「Merde! les autres!」(ほかのやつらなんて、クソくらえ!)と叫ぶ箇所なのであった。結構ケッサクな下ネタがあったけど、メモしとけばよかったとちょっと後悔。


1993年10月31日

 ウチの近くに映画館が2館あります。このところ連日の盛況で、この間なんかウチのアパートの前まで行列が延びていました。
 一体何をやっているのかと思ったら、またどなりの映画館ではウッディ・アレン&ダイアン・キートンの「マンハッタン殺人事件」(仏題:「QUI A TUE QUI?」)、少し先の映画館では「ジュラシック・パーク」でした。いずれも割と最近封切られただけです。
 日本でも報道されていると思いますが、フランス政府はアメリカ映画の「侵略」を防ごうとやっき。でもやっぱり話題作には人が集まってしまうのですね。


1993年08月30日

 友人・知人で二人日本映画のファンがおりますが、二人とも「小津・溝口の映画は全て素晴らしい」と絶賛しておりました。私は映画音痴ゆえ具体的なタイトルまでは覚えていないのですが、パリで公開される映画は手当た次第見ているそうです。ほとんど「崇めている」という感じですね。
 ちなみに、先日某週刊誌の依頼で行ったアンケートによると、一番印象に残っている日本映画として、「楢山節考」がトップに挙がりました。「一度見たら二度と忘れられない」映画だそうです。監督の人気では小津、溝口、黒沢、大島の順でしたが。


1993年01月23日

 昨日、何気なくテレビをつけたらF2で「シャレード」を放送していました。私、カトリーヌ・ドヌーブに劣らずオードリ・ヘップバーンが好きなので、思わず最後まで見てしまいました。
 この映画、舞台はパリであります。途中に見覚えのあるメトロの駅が出てきたり、今も変わらぬ切手の市が登場したりするので、何となく楽しい気分になってしまいました。

 最近はすっかりと3月の国民議会の選挙が話題に上りつつあります。各種世論調査はおしなべて保守派の圧勝を示しており(例えばフィガロの調査によれば、社会党は現議席270から80 くらいまで大幅に後退し、保守派が400議席以上を占める可能性がある由です)、コアビタシオン(嫁姑同居政権)再現が確実視されています。
 そうなると誰が首相に就任するか?シラク元首相は就任を引き受ける意志はないと表明しています。TV報道などでは、ジスカール・デスタン元大統領が就任するのでは、との観測が出ております。



Copyright (C) Masayuki ESHITA