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この日記について

この日記は、他のリソースから転載したものが大半です。
2005年3月以降の日記は、mixiに掲載した日記を転載した内容が中心です。一部は実験的に作成したblogに書いた内容を移植させています。
2001年の内容の一部は、勤務先のweb日記に記載したものです。
1996年〜2000年の内容の多くは、旧サイトに掲載したphoto日記を転載したものです。
1992年6月〜99年9月の日記の大部分は、パソコン通信NIFTY-Serveの「外国語フォーラム・フランス語会議室」に書き散らしていたものを再編集したものです。ただし、タイトルは若干変更したものがありますし、オリジナルの文面から個人名を削除するなど、webサイトへの収録にあたって最低限の編集を加えてあります。当時の電子会議室では、備忘録的に書いた事柄もあれば、質問に対する回答もあります。「問いかけ」のような語りになっている部分は、その時点での電子会議室利用者向けの「会話」であるとお考えください。

1996年01月05日

 ギュロス Gyros では肉を円すいに積み上げ、焼けたところをそぎ落としていく。羊の肉だけどスパイスたっぷりなのでクセはない。油が抜けきっているから、さっぱりしていてほんまにうまい。削ぎ落とした肉をバゲットかエジプト・パン(とぼくは勝手に言ってるけど、別の呼び名があったはず。丸くて平たいパンです)にはさんむ。それにサラダとフリットをたっぷりと足す。好みによって辛口ソースかタルタル・ソースをかけてもらう、と。
 このスタンドがいちばんおおいのは、おそらくサン・ミッシェルでしょう。黄色いジベールの裏手に何軒か店が固まっています。味はどこもおなじようなものだと思う。もちろんギリ飯屋のおおいムフタールにも何軒かあります。ギリシャ料理店 La Crete のとなりも Gyros のスタンドがあります。Av.Gobelins をイタリー広場に向かってのぼる坂の左側にも、Gyros スタンドが二軒あります。どちらも13区・区役所のすぐ近くですが。
 はじめて Gyros を食ったのはドイツの Stuttgart 郊外にある Heiningen って小さな街。インドで知り合ったドイツ人とキプロス人夫婦の家に遊びにいったときのこと。たまたま出張で Stuttgart に行った(といってもメルセデスに用があったわけではない)とき、じゃあちょっと会おうかってことになった。
 あのときは、ドイツ郊外の家の快適さに度肝抜かれました。彼らが「このあたりでは普通の家」といったのが、地下室付きの二階建て。一階は広大なリビングとキッチンだけ、地下室には5人ぐらい入れるサウナとランドリー・コーナー、さらに卓球台付き。二階はベッドルームが4つにバスが2つありましたです。ヨーロッパの有名な「この世の天国と地獄」ってジョークの天国編に「ドイツ人の家に住む」というバージョンもあるんだけど、これは十分に納得できます。
 それに比べると、Renne 郊外にあった知人の実家はかなり質素な造りでした。リビングはゆったりしているけど、大きさとしては日本の田舎とそれほどおおきな違いはなかったような気がする。


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