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この日記について

この日記は、他のリソースから転載したものが大半です。
2005年3月以降の日記は、mixiに掲載した日記を転載した内容が中心です。一部は実験的に作成したblogに書いた内容を移植させています。
2001年の内容の一部は、勤務先のweb日記に記載したものです。
1996年〜2000年の内容の多くは、旧サイトに掲載したphoto日記を転載したものです。
1992年6月〜99年9月の日記の大部分は、パソコン通信NIFTY-Serveの「外国語フォーラム・フランス語会議室」に書き散らしていたものを再編集したものです。ただし、タイトルは若干変更したものがありますし、オリジナルの文面から個人名を削除するなど、webサイトへの収録にあたって最低限の編集を加えてあります。当時の電子会議室では、備忘録的に書いた事柄もあれば、質問に対する回答もあります。「問いかけ」のような語りになっている部分は、その時点での電子会議室利用者向けの「会話」であるとお考えください。

1996年04月20日

 学生時代から、信州に花を見に行くのが好きである。そしてシーズンの開始を告げるのは更埴市の杏だ。杏の季節に初めて訪れたのは15年も前のこと。夜行に乗って早朝に到着した。今回は二度目だが、どちらも抜けるような晴天だった。「杏の里」と呼ばれるのは森地区といわれる区画で、約10万本の杏が一斉に開花する。満開の時期が短いのは桜とおなじだ。今日はほぼ8分の咲きぐあいで、じつに絵になる光景だった。もう一区画、名前は忘れたが、そちらは杏の本数は少ないものの、古い家屋が多く、写真に撮ると美しいという話を聞いたことがある。まあ、それは次の機会であるな。
 杏の花は、桜と桃を足して二で割ったような雰囲気だ。枝振りに特徴があって、細い枝がつんつんと空を突くような感じで伸びている。それにしても、これだけ半端じゃない数が一斉に咲き誇るのは、ほんと、壮観である。

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