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この日記について
この日記は、他のリソースから転載したものが大半です。 2005年3月以降の日記は、mixiに掲載した日記を転載した内容が中心です。一部は実験的に作成したblogに書いた内容を移植させています。 2001年の内容の一部は、勤務先のweb日記に記載したものです。 1996年〜2000年の内容の多くは、旧サイトに掲載したphoto日記を転載したものです。 1992年6月〜99年9月の日記の大部分は、パソコン通信NIFTY-Serveの「外国語フォーラム・フランス語会議室」に書き散らしていたものを再編集したものです。ただし、タイトルは若干変更したものがありますし、オリジナルの文面から個人名を削除するなど、webサイトへの収録にあたって最低限の編集を加えてあります。当時の電子会議室では、備忘録的に書いた事柄もあれば、質問に対する回答もあります。「問いかけ」のような語りになっている部分は、その時点での電子会議室利用者向けの「会話」であるとお考えください。 |
キリーの使っていた板は Dynamic VR17 です。これは「名機」といわれてましたが、時代が時代ですから。たしかコンペなら 2メーター30ぐらいあったはずですね。 この Dynamic は一度倒産し、VR17 というモデルだけは Michelle VR17 という名前でしばらく生産されたと思います。ただ、それも70年代の後半で打ち止めになりました。ぼくがバイトをやってた八方のペンション・オーナーはこの Michelle VR17 を持っていて、乾燥室でそれを見つけたとき、「マスターは VR17 を持っていたんですかー!」と言ったら、「『あの』VR17、って言ってくれよな」と言い返されました。
その数年後、Dynamic が突然復活したんですよね。自宅近くのスキー用具店になにげなく入ったら、白地のやけにきれいな板がある。ブランドを見たら「Dynamic VR27」となっていました。
Michelle VR17 は黒地の渋い板でした。でも復活 VR27 はさすがにスキー板の技術が進歩したあとのものなので、性能的には勝負にならんでしょう。こっちはウッド・コアにオメガ構造のグラスファイバー補強でしたから。で、ミーハーなワタシはすぐに買ってしまいました。
ロシュとかK2になるとメジャーすぎちゃいますが、わりとマイナーなブランドだと「誰それの板」ってイメージがけっこうできちゃいますね。キリーが Dynamic ならステンマルクが ELAN とか。年代によってスキー・ヒーローの違いがはっきりしてますね。30代後半だとステンマルク、40代前半だとグスタボ・トエニ、40代後半がキリーって。逆に30代前半がピルミン・ツルブリッゲン、それより若い世代はアルベルト・トンバって感じで。
個人的にはクスタボ・トエニの攻撃的なスラロームと、ステンマルクの腰高フォームが印象的です。とくにあのステンマルクの膝のやわらかさは、人間業じゃねーよ、と思いました。あれなら尻餅ついてもw杯で勝てるわけだわな、って感じですね。
いつだったか、加山雄三とエキシビジョン・レースをやってましたね。もちろんたっぷりハンデをつけて、だけど。アルベール五輪ではプロ解禁で出場資格を得たステンマルクが、回転2本目のラップを取ったでしょ? あのときは胸があつくなりました。だからこそ、優勝したトンバの「ステンマルクなんて過去の人さ」というコメントはシャクにさわり、以来、トンバ嫌いになってしまいました。
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