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この日記について
この日記は、他のリソースから転載したものが大半です。 2005年3月以降の日記は、mixiに掲載した日記を転載した内容が中心です。一部は実験的に作成したblogに書いた内容を移植させています。 2001年の内容の一部は、勤務先のweb日記に記載したものです。 1996年〜2000年の内容の多くは、旧サイトに掲載したphoto日記を転載したものです。 1992年6月〜99年9月の日記の大部分は、パソコン通信NIFTY-Serveの「外国語フォーラム・フランス語会議室」に書き散らしていたものを再編集したものです。ただし、タイトルは若干変更したものがありますし、オリジナルの文面から個人名を削除するなど、webサイトへの収録にあたって最低限の編集を加えてあります。当時の電子会議室では、備忘録的に書いた事柄もあれば、質問に対する回答もあります。「問いかけ」のような語りになっている部分は、その時点での電子会議室利用者向けの「会話」であるとお考えください。 |
これはかなり古いプロジェクトで、発端までさかのぼると、インターネットの前身である ARPANET までいっちゃいます。1971年ですからね。イリノイ大学のマイケル・ハートって学者が、あるときヒマにまかせて「アメリカ独立宣言」を入力し、友人たちに送りつけました。70年代前半ったら、TSS(IBM用語なら TSO)がぼちぼち普及を始めたころだけど、コンピュータ=計算機じゃないですか。だけどたまたまハートは「計算だけじゃつまんねー」と思い、ちょっとした遊びっ気でこんなことをやったわけです。
これがきっかけで、英文テキストの電子化という計画が自主的に始まりました。最初に立てられた計画は、もっとも利用頻度の高い1万タイトルの書物を順次デジタル・テキスト化していこう、というものです。で、2001年には「グーテンベルグ電子公共図書館」をつくっちゃおうと。でもその後はグループが分裂したりして、電子化達成タイトル数は予定よりもおおはばに下回っているみたいです。
デジタル・テキストによる電子図書館計画は、けっこう昔からあります。10年前は CD-ROM がいまのインターネットのような地位にありました。そのころ「CD-ROMのシリコンバレー」といわれたアメリカ・コロラド州の Boulderって街に取材に行ったことがあるんだけど、Alexandra というベンチャーがやっぱりおなじような計画を進めてましたね。
ニッポンでは通産省が大プロのひとつとして「インターオペラブル・データベース計画」というのを進めてました。これは印刷工程の CTS化に便乗し、フルテキストのデータベースを実時間で築き上げよう、というような主旨です。ただ、この種の計画はかならずといっていいほど、著作権の壁にぶちあたります。グーテンベルグ計画でも対象になっているのは著作権切れのテキストが中心ですね。まあ、インターネットのリソース自体に、当初はパブリック・ドメインの思想が濃厚でしたから。
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