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この日記について

この日記は、他のリソースから転載したものが大半です。
2005年3月以降の日記は、mixiに掲載した日記を転載した内容が中心です。一部は実験的に作成したblogに書いた内容を移植させています。
2001年の内容の一部は、勤務先のweb日記に記載したものです。
1996年〜2000年の内容の多くは、旧サイトに掲載したphoto日記を転載したものです。
1992年6月〜99年9月の日記の大部分は、パソコン通信NIFTY-Serveの「外国語フォーラム・フランス語会議室」に書き散らしていたものを再編集したものです。ただし、タイトルは若干変更したものがありますし、オリジナルの文面から個人名を削除するなど、webサイトへの収録にあたって最低限の編集を加えてあります。当時の電子会議室では、備忘録的に書いた事柄もあれば、質問に対する回答もあります。「問いかけ」のような語りになっている部分は、その時点での電子会議室利用者向けの「会話」であるとお考えください。

1997年01月15日

 アパートを契約するときは、かならず大家、賃貸人、先住者が一緒になって etat du lieu という儀式をやります(賃貸人と先住者が別々の日にやることもある)。このときに破損状態を確認しあうんですね。天井のペイントがはがれてるとか、壁にでかい穴があいているとか。
 で、原則的に etat du lieu の状態に比べて破損があるときは、敷金(caution)からその修繕費用を弁済せんとあきません。
 うちももちろん三者立ち会いでやったんですが、そのとき画鋲の穴とか釘の穴とかは、大家さんが無視しそうになったので、あわててぼくが「Bon etat?」と確認したら、「Bien sur」とあっさりいなされました。
 以前友人(モロッコ人とフランス人の夫婦)に「壁に画鋲を打ってええの?」って聞いたら、通常の賃貸契約であれば、ぜんぜん問題ない、ただし壁をぶち抜くときは大家に事前了解が必要だけど、と言われました。このあたりはけっこう自由なようです。
 壁紙の張り替えや絨毯の交換などは事前に確認せんとあかんようですが、店子が費用を持つのであればだいたい問題ないみたいです。たしか通常の賃貸契約だと設備の破損は大家の責任で交換が必要なので、そのための措置だと思いますが。
 ……というわけで、内装の変更は契約上もかなりできる余地がありますし、実際にそうする人も少なくないようですね。そのせいかどうかはわからんけど、DIY店では目立つ場所でドリルを売っております。


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