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この日記について

この日記は、他のリソースから転載したものが大半です。
2005年3月以降の日記は、mixiに掲載した日記を転載した内容が中心です。一部は実験的に作成したblogに書いた内容を移植させています。
2001年の内容の一部は、勤務先のweb日記に記載したものです。
1996年〜2000年の内容の多くは、旧サイトに掲載したphoto日記を転載したものです。
1992年6月〜99年9月の日記の大部分は、パソコン通信NIFTY-Serveの「外国語フォーラム・フランス語会議室」に書き散らしていたものを再編集したものです。ただし、タイトルは若干変更したものがありますし、オリジナルの文面から個人名を削除するなど、webサイトへの収録にあたって最低限の編集を加えてあります。当時の電子会議室では、備忘録的に書いた事柄もあれば、質問に対する回答もあります。「問いかけ」のような語りになっている部分は、その時点での電子会議室利用者向けの「会話」であるとお考えください。

1997年03月27日

 二年前だったか、近所の映画館で「Vestige du Jour」っていうイギリス映画を観たのですが、英語がもうさっぱりわからん。リズムがフランス語とは違うので、耳がうまくシンクロしてくれないんですね。かといってフランス語字幕はえらく速く変わってしまうし。
 で、ある場面で妙にわかりやすい英語が出てきたのだけど、それはフランス人貴族が英語でスピーチする場面でした。つねに尻上がりのイントネーション、そこかしこの鼻母音、副詞をついつい「-ment」にしてしまうクセ、前置詞をときどきフランス語にしてしまうミス等々、franglais のほうがフランス語馴れした者にはかえってわかりやすいっす。
 在仏の商業翻訳で案外と多い依頼が、「フランス人の書いた英文の和訳」なんですよね。これまたけっこう英仏チャンポンになっていたりしますので。納期がタイトな仕事だと、付属資料なんかは仏文のまんま、なんてこともあるようで。それを受領する日系団体もずいぶんと寛大だな、なんて思ってしまった。

 個人的な経験だと、「さんどうぃっしゅ」の人が多いけれども、たまに「サンドウィッチ」な人もいる、という感じです。だけど「sandwich au jambon」はやっぱ「さんどうぃっしゅぉじゃんぼん」だと思うけど。
 条約でたびたび名前が出てくるマーストリヒトも、たいていは「マーストリッシュ」といっているようだけど、ときどき「マーストリッチュ」といっているような人もいるような気がします。


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