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この日記について

この日記は、他のリソースから転載したものが大半です。
2005年3月以降の日記は、mixiに掲載した日記を転載した内容が中心です。一部は実験的に作成したblogに書いた内容を移植させています。
2001年の内容の一部は、勤務先のweb日記に記載したものです。
1996年〜2000年の内容の多くは、旧サイトに掲載したphoto日記を転載したものです。
1992年6月〜99年9月の日記の大部分は、パソコン通信NIFTY-Serveの「外国語フォーラム・フランス語会議室」に書き散らしていたものを再編集したものです。ただし、タイトルは若干変更したものがありますし、オリジナルの文面から個人名を削除するなど、webサイトへの収録にあたって最低限の編集を加えてあります。当時の電子会議室では、備忘録的に書いた事柄もあれば、質問に対する回答もあります。「問いかけ」のような語りになっている部分は、その時点での電子会議室利用者向けの「会話」であるとお考えください。

1997年04月01日

 フランスで外国人がアパートを探すとき、一点、注意しなきゃいけないことがあります。フランスの不動産業者は法律によって、借り主の収入の3分の1以下の物件しか斡旋できません。借りる方からすれば、たとえば 4,000 Frsの物件を業者に斡旋してもらうには、月収換算で 12,000 Frs以上の収入があることを証明しないとあかんのです。
 企業派遣員であれば、この条件はたいていクリアされますが、個人留学生となるとこれにひっかかるケースが多いと思います。よって留学による渡仏であれば、「不動産業者から探すのは困難」と考えた方がいいでしょう。
 他方、フランスは業者を仲介させない不動産賃貸物件がかなり多数あります。それはミニテルや Figaro 木曜版にアノンスとして出されますから、これらからこまめに探し出すというのは、外国人であっても有力な手段ですね。
 あと、在仏日本人会の事務室、ジュンク堂、Voyageur au Japon 営業所などには、日本人どうしの賃貸物件、あるいは日本人に貸したいと思っているフランス人オーナーの賃貸物件のアノンスが大量に掲示されています。これらから探して借りるというのもひとつの方法です。ぼくがいま住んでいるところは、在仏日本人会のアノンスで見つけたところです。
 その他、OVNIやフランスニュースダイジェストにもアノンスが掲載されます。ただし、それらの物件の多くは日本人会にも掲載され、有料物件はたいてい発行前にはすでにツバがついているようです。
 バスティーユ近辺はけっこう安くていい物件が多いと思いますよ。その近くであればナシオンあたりも人気がありますね。マレ地区は日本でいえば「麻布に住みたい!」というようなもんです。


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