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この日記について
この日記は、他のリソースから転載したものが大半です。 2005年3月以降の日記は、mixiに掲載した日記を転載した内容が中心です。一部は実験的に作成したblogに書いた内容を移植させています。 2001年の内容の一部は、勤務先のweb日記に記載したものです。 1996年〜2000年の内容の多くは、旧サイトに掲載したphoto日記を転載したものです。 1992年6月〜99年9月の日記の大部分は、パソコン通信NIFTY-Serveの「外国語フォーラム・フランス語会議室」に書き散らしていたものを再編集したものです。ただし、タイトルは若干変更したものがありますし、オリジナルの文面から個人名を削除するなど、webサイトへの収録にあたって最低限の編集を加えてあります。当時の電子会議室では、備忘録的に書いた事柄もあれば、質問に対する回答もあります。「問いかけ」のような語りになっている部分は、その時点での電子会議室利用者向けの「会話」であるとお考えください。 |
フランスの給与所得者の平均賃金は日本の3分の2程度だったと思います。で、HEC, ESSEC卒業生の平均初年収が 240K Frs 程度。いまのレートで年収 500万円ほどで、これがトップ・エリートのスタート年収です。どこまで昇給するかは、個人差が極端に大きいと思いますが、日本では大企業サラリーマンの生涯賃金が3億円といわれてますから、額の平均自体はやはり日本の方が上じゃないでしょうか。日本って、大不況といわれた98年ですら、一人あたりの GNPが世界第四位っていうバケモノのような経済超大国ですからね。一〜三位が「小国」ですから、日本人の収入はケタ違いと考えていいと思います。
ただ、ヨーロッパだと専門分野で徹底した能力給を支給するところがある。とくに金融系。フランスではなくてイギリスの例ですが、97年に年収トップだった人は、野村証券のイギリス法人と契約していた敏腕ディーラーで、獲得収入は4000万ポンド、約80億円だったそうです。これってほとんどマイケル・ジョーダン並み(笑)。本当の頂点の収入を比較したら、欧州に軍配は上がるような気がします。
世界の大学ランキングは、アメリカの一科学者が勝手に発表したものでしたよね。たしかにパリ大学がトップになっていたけれども、こと理学部の学生に関するかぎり、ワタクシはパリ第六大学よりも東大理学部の方が上だと断言しちゃいます(笑)。教官にしたって、サイエンスで世界的に有名な学者って、たいていは polytech か normale にいるんじゃないんですかねえ。東大高等数理研究院(かつての理学部数学科)が紀要交換をしているのもパリ大学じゃなくてこちらの二校の方です。
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