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この日記について

この日記は、他のリソースから転載したものが大半です。
2005年3月以降の日記は、mixiに掲載した日記を転載した内容が中心です。一部は実験的に作成したblogに書いた内容を移植させています。
2001年の内容の一部は、勤務先のweb日記に記載したものです。
1996年〜2000年の内容の多くは、旧サイトに掲載したphoto日記を転載したものです。
1992年6月〜99年9月の日記の大部分は、パソコン通信NIFTY-Serveの「外国語フォーラム・フランス語会議室」に書き散らしていたものを再編集したものです。ただし、タイトルは若干変更したものがありますし、オリジナルの文面から個人名を削除するなど、webサイトへの収録にあたって最低限の編集を加えてあります。当時の電子会議室では、備忘録的に書いた事柄もあれば、質問に対する回答もあります。「問いかけ」のような語りになっている部分は、その時点での電子会議室利用者向けの「会話」であるとお考えください。

1999年03月22日

 パリの11月〜2月の天候は、例えていえば「雪の降らない日本海側の冬」の状態です。連日、曇ばっか。晴れ間がまとまって広がるのは、一週間に一度か二度程度なんですね。
 ところが、3月のある日を境に、突然天気のいい日が四日以上も続く。最高気温も18度ぐらいまで上がります。街路樹もそのころ一斉に芽吹きが始まる。で、その境の日を春の切り替わりと見なしちゃうわけです。もちろんニュースや予報でそんなことは言わないけど、日常的な会話のなかでは、「Le printemps est arrive !」というフレーズがあちこちで聞かれますから、まあ、そういう感覚は誰にもあると思います。
 この激変が、パリで暮らす二番目の楽しみですね。一番目はもちろん夏至当日に行われる fete de la musique ですが。
 たしか去年は 3月 8日に春が始まり、その前の年が12日、その前が17日だっけかな。それよりも前になると記憶にない。


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