過去の日記一覧
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この日記について
この日記は、他のリソースから転載したものが大半です。 2005年3月以降の日記は、mixiに掲載した日記を転載した内容が中心です。一部は実験的に作成したblogに書いた内容を移植させています。 2001年の内容の一部は、勤務先のweb日記に記載したものです。 1996年〜2000年の内容の多くは、旧サイトに掲載したphoto日記を転載したものです。 1992年6月〜99年9月の日記の大部分は、パソコン通信NIFTY-Serveの「外国語フォーラム・フランス語会議室」に書き散らしていたものを再編集したものです。ただし、タイトルは若干変更したものがありますし、オリジナルの文面から個人名を削除するなど、webサイトへの収録にあたって最低限の編集を加えてあります。当時の電子会議室では、備忘録的に書いた事柄もあれば、質問に対する回答もあります。「問いかけ」のような語りになっている部分は、その時点での電子会議室利用者向けの「会話」であるとお考えください。 |
■ 食・飲カテゴリー カテゴリ「食・飲」に投稿されたすべてのエントリのアーカイブのページが、新しい順番に並んでいます。 一つ前のカテゴリーは、「風俗・文化」です。 |
Lido は一度だけ接待の便乗で行ったことがあるけど、あそこはいいですねえ。何がいいって、おっぱいショーの合間にやる「大道芸」がすばらしい。これぞ金を取る芸!……という感じです。
LIPP ではいくらだったかな。60 Frs ぐらいだったような記憶があるのだけど。あの店、それほどムチャクチャ高いわけじゃないですもんね、Brasserie だし。
Brasserie のあの超大ボリュームのサラダを知らないと、「フランス人は朝食は軽くパンをかじるだけ、昼もサラダですます」なんて話を完全に勘違いしちゃうでしょうねえ。いつだったか、assiette に目玉焼きもあわせて頼んだら、苦しくて胃が破裂しそうな気がしたもんだ。
フォア・グラはやっぱ煮こごりを周囲にまぶしたやつがいい。LIPP のはその点でカンペキっすね。
たまーに近くの Brasserie Port Royal でブランチを取るのだけど、普段はたいてい assiette ですね。店によって呼び方は多少違うだろうけど、要するにボリュームのあるサラダに肉系か魚系の具を混ぜたやつです。まあ、大量の野菜の上にローストビーフなりツナなりが乗ってるってやつで、だいたい 35〜42 Frs ぐらい。Brasserie で昼食ったら、Hot Dog、Croque Monsieur、そしてコイツでしょう。ああ、食いたくなってきた(笑)。
ペリエは「Un perrier」ですねえ、たしかに。店のにいちゃんたちも、「Un perrier」と言っているし。
今日は予報では最高気温が34度っすねえ。いきなり暑くなりおった。こういう暑い日、たしかに perrierがうまい。個人的には citron vert風味を置いてほしいんだが。
ベルギーのスパ=フランコルシャン・サーキットではフリットの売店があり、イギリスのシルバーストーン・サーキットではフィッシュ&チップスの売店があった。さて、フランスのマニクール・サーキットは何が名物なのか(笑)。
最近はどこも焼きソバの売店があるというのだけど、これは鈴鹿が発祥地だそうであります。たしかにシルバーストーンでも焼きソバを売っておった。
ひじょーに厳密に判断すると cafe au lait と cafe creme は違うらしいのだけど、実際にはもうおなじ扱いになっている店が多いですよ。……というか、cafe au lait がなくなって cafe cremeオンリーになった、というべきか。
実際にギャルソンに cafe au lait と頼んでも、彼がオーダーを中に通すときは「Un creme !」と叫ぶことが多いハズです。で、おなじ店で cafe au lait と cafe creme を頼んでも、まずおなじものが出てくること間違いなし。日本の喫茶店でホットとブレンドを頼んでも、結局はおなじものが……というのと同様なんじゃないっすかね。
かつて『パリのアメリカ人』でもおなじみの、ギャルソンが高々と容器をかざしてコーヒーとミルクを注ぐ光景なんて、もはや見かけなくなりましたねえ。横浜の喫茶『大学院』は、少なくとも去年まではそういうことをしていたはずだけど(笑)。
steak hache を頼んだときに焼き加減を聞かれたときは、ちょっとしたカルチャーショックがありましたね。もちろん bien cuit にしたのだけど、聞いてくるってことは、saignant な人もいるんでしょうねえ。まあ、タルタルステーキだってあるんだから、不思議はないとは思うけど、ハンバーグのレアはやっぱなじめないっす。
Quincy はどこなんでしょうねえ。ずっとボルドータイプのボトルだったのに、今年買ったのはブルゴーニュタイプの瓶になってました。
店のオヤジの話では、高級ワインではないけれども売っている店は案外と少ないとのこと。もしすぐに購入を希望なさるのであれば、rue Pascal にあるその店で買ってみては?
27番のバスに乗って Gobelins-Bert???? ってバス停で降り(ムフタールのすぐ近くです)、そこから Boulevard de Port Royal に向かって rue Pascal を30メートルほど進んだところ(向かって右側)にあります。
納豆は京子食品で手に入ります。もちろんそれなりに高いですが。うちでは月に一回のおごっそうが納豆ごはんです。
醤油はキッコーマンのオランダ工場製のものが中華街や一部スーパーで販売されていますので、とくに入手に困ることはありませんです。
右岸とか左岸とかは、パリ市内に適用されるもんだと思うのだが。
出発は予定よりも一時間遅れたけど、到着は30分遅れただけでした。うー、東への移動は時差ボケがつらい(;_;)。しかし今朝の成田はやたら税関が混雑してて、抜けるのにはかなり時間がかかりました。
Quincy はけっして普通の甘口ってわけじゃないんですよ。舌触りはどちらかというと甘口に近いけど、のどごしはややドライな感じ。このコントラストがたまりませぬ。
日本みやげの意外な穴場は La Fayette の食料品売場ですね、たしかに。ここで売っている Dijonのカラシは器がしゃれているのでなかなかオススメです。
牡蛎鍋を最初にふるまったのはモロッコ人の友人なのだけど、モロッコには、「牡蛎を煮て食う」という諺があるそうだ。意味するところは……「無駄遣い」。
牡蛎鍋を食ったあと、こやつはコペルニクス的転換を遂げたのであった。
フランス人に絶対受ける和食は牡蛎鍋です。みんな牡蛎を煮て食うという発想がないので、これは意表を突かれるようですよ。ぼくは土鍋も持参しているのですが、何度かやった牡蛎鍋の宴会はえらく好評でしたね。
あと、ワカメをふんだんに使った海藻サラダ(ドレッシングはもちろん和風)も評判がいいですね。最近は日本にもブルターニュ産の海藻が入っておりますが、フランス人にとって海藻は香水の原料なので、サラダにして食うというのは、やはり意表を突くことのようであります。
ペリエはいけます。これはパリに住み始めて好きになったもののひとつですね。ニッポンにいたときには、「こんなもののどこがうまいんぢゃい」と思いました。
いまごろの季節、5時頃に行きつけのカフェで本を読む日が多いのだけど、パリだと5時頃が暑さのピークです。べたついた喉に、ペリエがすこぶるうまい。午後五時のまだ高い陽射しをさけながら、これで渇きをいやすと、「ああ、パリに住んでいるなあ」という実感が湧いてきます。
普段家で飲むときは、ペリエの citron vert風味を味わっております。プレーン、citron vert、orange の三種類があるのですが、爽快感は citron vert が一番という気がいたしますね。
やっぱいまだにインパクトがでかいのは、ニースのピザですねえ。あんな座布団サイズ、イタリア人はほんまに前菜として食っているんだろうか。
信じられないことといえば、いまだに「うげ」となるのは、あの小さなコーヒーに角砂糖を6個入れて飲む年輩の人たちね。
ニッポン人の寿命が長いのではなく、彼の地の連中が寿命を縮めているとしか思えない。
ポトフというのはごく一般的な鍋料理みたいなもので、一般家庭でもなじみ深いもの。スーパーにいけばポトフ・セットが売っているくらいです。感覚としてはスキヤキセットみたいなもんだけど、スキヤキよりもなじみ深いものだと思います。
材料はニンジン、タマネギ、ポロネギ、ジャガイモ、カブ、そして豚肉(骨付きのまんま)です。これをコンソメスープでひたすら煮込む。香辛料のなんたら(ド忘れした)をタマネギにぶっさして香りをつけます。庶民的なレストランだと、秋・冬にランチメニューでポトフを出すところがおおいですね。
たぶんたいていのレストランは、menu のなかの plat だけでも注文できます。a la carte メニューのなかに記入されていると思います。一応の約束事として、レストランではかならず人数分の plat を最低限注文すること。逆に entree は3人で一つ、なんてのでも可です。もちろんデザートなしでカフェだけ、あるいはデザートもカフェもなし、というのも問題ありません。量のおおいギリ飯屋あたりで人数分の entree を頼んだら、まず胃薬が必要になるでしょう。
ブラスリーでは、座る席によって飲み物だけでいいところ、最低限 entree だけでも人数分注文しなければいけないところが混在してます。食事の時間帯になると、ギャルソンが食うのか飲むのかを尋ねてくる場合あり。
カフェは人数分の飲み物を頼めば○です。外からサンドウィッチを買ってきて、カフェで飲み物だけ注文し、その場で食っちゃうなんてことも黙認されているみたい(何度かやったことあり。一応、ギャルソンに確認してみましたが)。
resto-rapide は emporter にすると manger ici より15パーセント安くなるんですが、外のテラスでちゃっかり食う……という方法もあります。が、店によっては追い立てられます。
店の carte de visite が出てきたけど、店名は「マハラジャ」なんかではなかった。
Shah Jahan
4, rue Gauthey, 75017 Paris
tel 42.63.44.06
Metro : Brochant, Bus : 74,54,34,66
ちゃんと salle climatisee と明示されているところがなんとも。
クレープならモンパルナスの通称「ブルトン街」がオススメです。ブルターニュ出身の友人が、「巴里で唯一、まともなガレットを食える店」がります。その店に行くには、Metro 12 Vavin で降りて奇数番地側に出る。モンパルナス通りをタワー方面にそのまま歩き、道の反対側に教会が見える次にぶつかる路地(角にはムール貝専門レストラン)を左に入って50メートルほどだったかな。途中、路地の左手にやきとり屋があります。
この路地、たしか rue Montparnasse っていったと思う。おすすめの店以外にも何軒かあります。たしかにサンミッシェルやムフタールよりもうまいっすよ。店の名前は失念した。ニッポンから誰か来ると、たいてい Intermede、La Crete、このクレープ屋に案内するのがワタシのパターンです。
安いレストランで注文する手順はこんな感じです。
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コスト要因以外に、決定的な違いが巴里と東京とにあると思う。巴里は職重混在環境です。これだと、カフェやレストランの経営環境も利用条件もまったく異なる。
日本でも住宅地のなかに喫茶店がないわけじゃないけど、やっぱ基本的に商業地の中です。だけど巴里だと街中のあちこちにごく普通にある。だから散歩のおりにコーヒー一杯って気になるんですね。あるいは家で仕事してて、その気分転換にカフェでもちょいと、とかね。おまけに職場が家から近い。だから家に帰ってからレストランに行くのがぜんぜん苦じゃないです。帰宅時間が早い上に、家の近くにレストランがあるんですから。平日でもちょいとそこまで、なんて気になるんですよ。
東京だと、おとーさんは7時ぐらいまで仕事して、帰宅するのはまっすぐかえっても8時すぎでしょ? おまけに満員電車で体力も消耗しきってる。で、家からレストランに行くとなると、また30分とか一時間かけないといかん。まあ、どっかの駅で合流すりゃいいんだけど。巴里なら自宅近くのレストランに入り浸れるから、すぐに馴染みの店の一軒や二軒はできちゃう。
こんな状況を考えると、ニッポンの外食はあくまで「給餌」業であり、巴里だとそれが生活舞台のひとつである、なんて違いが生じると思うんですよ。ぼくは商業地の雑踏育ちなんで、巴里の渾然一体とした雰囲気がたまらなく好きです。
東京で働いて郊外に住むというのは、なんかすごく空しい感じがしてしまう。丸の内沿線に住んで丸の内沿線の会社に通えば、とてもとても魅力的な街なんですけどね。住むならやっぱ東高円寺か巴里だな。
巴里で「安くてうまいレストラン」を見つける秘策をお教えしましょう。
それは……「フランス人がぎょーさん入っている店を探せ」ということ。
あ、ちょっとガクってきました?
だいたいフランス人はケチですから、こやつらがいっぱい入っている店ならハズレは少ないのです。だからこれがいちばん確実な方法ですね。
ただし、フランス人のディナー・タイムは夜8時以降なんで、7時ごろにあちこちのレストランを探して、「どこもすいているよー、みんなはずれじゃないの?」とは思わないこと(笑)。
Gyros スタンドで frites つきを頼むと、マクドでフライド・ポテトを注文するのがいやになる。おまけでついてくる frites は「頼むからもうちっとへらしてくれ」って量なのに、世界共通フォーマットのマクドではちょぼちょぼです。
フランス暮らしでわたしゃ牛肉が好物でなくなりました。とくにステーキが「ごちそうじゃない」と身にしみてわかった。まあ、日本でもすでにそうかもしれんが。Resto-U のステーキなんて、まじで草履食ってるようなもんだから。
郊外の大学になると、Resto-U とか付属 Cafe は貴重なたまり場です。Orsay なんて駅の近くに Distributeur さえない。その点、5区に校舎のある Sorbonne、Pantheon-Sorbonne、Rene De Carte はやっぱりいい。Jussieu もたむろ場所はありますけどね。
Luxembour 公園にたむろする学生ったら、Paris V がおおいのかな。アリアンスも近いから、授業帰りの生徒もおおいかも。Sorbonne や Pantheon-Sorbonne もそう遠くはないけど、たむろするなら Sorbonne広場のほうがちこおまっさかいに。
ここ1年ほどは、公園でパソコンを使う人が増えました。カフェでもそんなに珍しい光景ではなくなった。もちろん元祖風月堂でやったらどえらく目立つでしょうが。
カフェでノートブックを使うなら、柱のちかくの席を確保するのが鉄則です。たいていコンセントがついているので(笑)。
ギュロス Gyros では肉を円すいに積み上げ、焼けたところをそぎ落としていく。羊の肉だけどスパイスたっぷりなのでクセはない。油が抜けきっているから、さっぱりしていてほんまにうまい。削ぎ落とした肉をバゲットかエジプト・パン(とぼくは勝手に言ってるけど、別の呼び名があったはず。丸くて平たいパンです)にはさんむ。それにサラダとフリットをたっぷりと足す。好みによって辛口ソースかタルタル・ソースをかけてもらう、と。
このスタンドがいちばんおおいのは、おそらくサン・ミッシェルでしょう。黄色いジベールの裏手に何軒か店が固まっています。味はどこもおなじようなものだと思う。もちろんギリ飯屋のおおいムフタールにも何軒かあります。ギリシャ料理店 La Crete のとなりも Gyros のスタンドがあります。Av.Gobelins をイタリー広場に向かってのぼる坂の左側にも、Gyros スタンドが二軒あります。どちらも13区・区役所のすぐ近くですが。
はじめて Gyros を食ったのはドイツの Stuttgart 郊外にある Heiningen って小さな街。インドで知り合ったドイツ人とキプロス人夫婦の家に遊びにいったときのこと。たまたま出張で Stuttgart に行った(といってもメルセデスに用があったわけではない)とき、じゃあちょっと会おうかってことになった。
あのときは、ドイツ郊外の家の快適さに度肝抜かれました。彼らが「このあたりでは普通の家」といったのが、地下室付きの二階建て。一階は広大なリビングとキッチンだけ、地下室には5人ぐらい入れるサウナとランドリー・コーナー、さらに卓球台付き。二階はベッドルームが4つにバスが2つありましたです。ヨーロッパの有名な「この世の天国と地獄」ってジョークの天国編に「ドイツ人の家に住む」というバージョンもあるんだけど、これは十分に納得できます。
それに比べると、Renne 郊外にあった知人の実家はかなり質素な造りでした。リビングはゆったりしているけど、大きさとしては日本の田舎とそれほどおおきな違いはなかったような気がする。
フランスというか独仏の resto-rapide といえば sandwich Grec、ギュロスです。羊の肉をそぎおとすやつね。たっぷりの salade に frites 付きで 20〜25 Frs ですから、こりゃぜったいにケンタやマクドよりオトクです。あー、ギュロス食いてー。Gobelins近辺に三件スタンドがあるんだよね。
ところで、フランスの学校の休みは Zone によって違う。Zone A が Grenoble、Montpellier、Nantes、Rennes、Toulouse とかで、Paris は Zone C。もうひとつ Zone B があるんだけど、これは Strasbourg とか Dijon、Rouen など。
最近のヨーロッパのリッチはロシア人成金ですね。民主化によって貧富の差が極端に拡大し、金持ちはとことん金回りがいいらしい。ミラノやモナコなどで、すさまじい散財をするそうな。
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