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この日記について

この日記は、他のリソースから転載したものが大半です。
2005年3月以降の日記は、mixiに掲載した日記を転載した内容が中心です。一部は実験的に作成したblogに書いた内容を移植させています。
2001年の内容の一部は、勤務先のweb日記に記載したものです。
1996年〜2000年の内容の多くは、旧サイトに掲載したphoto日記を転載したものです。
1992年6月〜99年9月の日記の大部分は、パソコン通信NIFTY-Serveの「外国語フォーラム・フランス語会議室」に書き散らしていたものを再編集したものです。ただし、タイトルは若干変更したものがありますし、オリジナルの文面から個人名を削除するなど、webサイトへの収録にあたって最低限の編集を加えてあります。当時の電子会議室では、備忘録的に書いた事柄もあれば、質問に対する回答もあります。「問いかけ」のような語りになっている部分は、その時点での電子会議室利用者向けの「会話」であるとお考えください。

2006年03月15日

 日本で携帯電話に加入したのは95年のことだったと記憶している。秋葉原の石丸電気で電話機を購入し、同時に加入手続きをおこなったのだが、たしか4万円ぐらいかかった。当時の携帯電話はまだアナログ方式だった。連続待ち受け時間は30時間、連続通話可能時間は30分程度で、ちょっと長電話をしようものなら、途中でバッテリーがあがる、なんて可能性もあったわけだ。もちろん、基本料金・通話料金ともに高かったので、携帯で長電話をするなんてことは考えられなかったが。
 95-96年当時だと、むしろポケベルの普及がいちじるしかったように記憶している。友人のライターでも持っている人は多かったし、なにより女子高校生の普及率がすごかった。ベル・トークなんて使い方もあったはずだ。それだけ広がりを見せていたシステムが、結局その後は携帯電話に吸収されたわけだが、かえってそれが携帯の爆発的な広がりを実感させてくれる。
 通信に関しては日本やアメリカに大きく出遅れるフランスでも、徐々に携帯電話のセールスが目に付くようになってきた。街中の電気店やカー用品ショップに、携帯電話が並ぶようになったのだ。日本よりもペースは遅いだろうが、いずれは普及するのだろうと感じたものである。


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