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この日記について
この日記は、他のリソースから転載したものが大半です。 2005年3月以降の日記は、mixiに掲載した日記を転載した内容が中心です。一部は実験的に作成したblogに書いた内容を移植させています。 2001年の内容の一部は、勤務先のweb日記に記載したものです。 1996年〜2000年の内容の多くは、旧サイトに掲載したphoto日記を転載したものです。 1992年6月〜99年9月の日記の大部分は、パソコン通信NIFTY-Serveの「外国語フォーラム・フランス語会議室」に書き散らしていたものを再編集したものです。ただし、タイトルは若干変更したものがありますし、オリジナルの文面から個人名を削除するなど、webサイトへの収録にあたって最低限の編集を加えてあります。当時の電子会議室では、備忘録的に書いた事柄もあれば、質問に対する回答もあります。「問いかけ」のような語りになっている部分は、その時点での電子会議室利用者向けの「会話」であるとお考えください。 |
96年10月、アメリカのホスティング業者と契約して独自ドメインを取得するとともに、レンタルサーバーを借りた。このとき取得したドメインが「fbook.com」である。
このころ、インターネットを利用するというのは、日本でもフランスでも、プロバイダと契約してPPPで一時的にアクセスするというのが一般的であった。自分のwebページを開設するのでも、プロバイダのドメイン内に自分用のディレクトリを持つのが普通だった。その一方、アメリカでは一般個人が独自のドメインを取得し、業者からサーバーを借りて自分のドメインを管理する方法が広がり始めていた。こちらのメリットは、自分の好きなドメイン名を使用できることや、自分でメールアドレスをいくつも設定できることである。
日本でも個人がドメインを取得することは不可能ではなかった。しかし、アメリカに比べてドメインの管理料が高く、さらに、会社オーナーでないかぎり、手続きが非常に面倒だったのである。
わたしも当初は自分のドメインを持とうと思ったことはなかったが、師匠の武井さんがアメリカのホスティング業者を利用して自分のドメインを取得したのを見て、おなじ業者にさっそく申し込んでみた次第である。Digiwebという業者で、武井さんによれば、その時点で最もコストパフォーマンスがよいとされるところだった。
webを制作するために、最初はAdobeのPageMillというソフトを使った。しかし、html文法自体がそれほど複雑なものではなかったので、すぐにタグを直接埋め込む方法に転換した。あちこちのwebを眺め、気に入ったレイアウトに出会ったとき、そのページのリソースをダウンロードして使用しているタグを解析したのである。お手本になることが多かったのは、やはり武井さんのwebページだった。
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