とりあえず、こんなヤツである
40歳を過ぎてなおロン毛である。この絵は漫画家の水樹和佳子さんに描いてもらったもの。
もともとはオフロードを走るのが好きだったのだが、20世紀最後の年にホンダBeatを買って以来、多少、嗜好がかわった。いまでも林道を走るのは好きだが、オープンエアで夜の首都高を走るのもイイものだと思っている。
根っからの出不精で、外で運動することなんぞは嫌いなのだが、なぜか小学生のころからローラースケートだけは好きである。パリ在住中(1992〜1999年)はpari-rollerに参加し、数千人(いまでは二万人以上)のスケーター集団の一員として金曜夜中のパリを滑走していた。
  • 94年10月、Universite de Paris - Sorbonne Nouvelle(パリ第3大学)の情報コミュニケーション学研究科(DESTEC:Departement des sciences d'information et de communication)のDEA過程を選択。女子学生比率が8割を越えていた。こんな経験は生まれて初めてなので、最初にうちはけっこう緊張したぞ。授業の内容はメディア史、社会心理学、映画学、言語学、認識学であったが、言語学はまったくチンプンカンプンであった。日本語で授業をやられてもわからんかったに違いない。
  • 95年2月、パリにて長女が誕生する。原稿の締切当日だったので分娩室まで仕事を持参したら、さすがにカミさんの顰蹙を買った。いまだに文句を言われる。
  • 95年2月、隔月誌『EQ』(光文社)にて連載を開始する。
  • 95年3月、2冊目の単著『緊急指令! 電子メールを活用せよ』を技術評論社から刊行する。もともとは別の企画を立てたのだが、そちらはボツになり、かわって電子メール本の依頼を受けたのであった。
  • 95年6月、3冊目の単行本『通信ネットワーク快適生活術』を西東万里との共著としてメディア・テック出版から刊行する。
  • 95年6月、このころからライター仕事が忙しくなり、学校の方はほとんど開店休業状態となった。また、授業の方も理数系だった Panthon-Sorbonne と違い、もろ文学系の内容だったので、これは正直いってついていけなかった。

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主著
2007年『リンク格差社会』
2007年『ビンテージMacintosh』
2006年『マンガ古雑誌マニア』
2005年『メディアの近代史』(共訳)
2004年『監視カメラ社会』
2003年『レポートの作り方』
2002年『マンガ古書マニア』
2000年『ネットワーク社会の深層構造』
1998年『マンガ古本雑学ノート』
1997年『間違いだらけのパソコンソフト選び Mac編』
1996年『デジタル・カメラお気楽活用ガイド』
1995年『緊急指令!電子メールを活用せよ』
1994年『ネットワーク社会』
略 歴
1959.10横浜生まれ
1972.4私立聖光学院中学校入学
1979.4東京大学教養学部理1入学
1983.3東京大学理学部数学科卒業
1983.4三菱総合研究所入社
1992.6同社を休職し渡仏
1992.8ESSEC MS-MSID課程登録
1993.9同課程修了
1993.10Pantheon-Sorbonne DEA登録
1993.9同課程中退
1994.10Sorbonne Nouvelle DEA登録
1993.7同課程中退
1999.7日本に帰国
2001.3第16回テレコム社会科学賞受賞
2001.4目白大学人文学部助教授
2007.4目白大学社会学部教授
2008.4明治大学情コミ学部准教授
2011.4明治大学情コミ学部教授